2024年8月 1日 09:00
情報配信を他者に依頼する場合に注意したい事項があります、それは常に自身の経験や自身で調べたオリジナルの記事が書け、転用やパクリなど一切しない知的で社会的良識のある有能なプロライターに依頼することが重要です。
どんなビジネスも報酬は高額であっても安心して依頼できるパートナーが最も有益です、これはどんな業種でも同じことが言えます、「安心と信頼をお金で買う」という意識は経営者には必須事項です。
世に数多く蔓延しているライター養成ビジネスですが、このビジネスを行う人に対して注文をつけるとしたら指導内容です、ライター予備軍の人達に必須な指導は書くコツや稼ぐ方法ではありません、ましては自分を売り出すためのパフォーマンスでもありません。
著作権保護という法的な専門知識と人間として当たり前のモラルとビジネスルール、そしてビジネスマインドの教育です、それを行わなければ業界そのものが先の例ではありませんが市民権を失うことになっていきます、ましてはAIライターが活躍する時代はすぐそこまで来ているのですから。
私が注力している情報サイトは弁護士会や税理士法人会などが運営している情報サイトにヒントを見出しています、これらのキュレーションサイトはマネタイズ方法が広告や閲覧料ではないことがすぐにも解ります。
投稿数も週に1記事程度で当然その道のプロが書く記事なので堅くて難しい内容です、誰もが見て楽しめるサイトではありません、それでも必要に迫られた人には「こんなありがたい情報はない」と思えるような読む人を絞り込んでは魅了させているのが特徴です。
本来のデジタルマーケティングにおける情報サイトは出口がしっかり用意されたうえで、サイト自体での収益を考えるのではなくあくまでも本業への入口戦略の一つとして存在していなければならないと思うのです。
その意味で今後キュレーションサイトはB2Bビジネスのデジタルマーケティングの要となると考えています、B2C志向でキュレーションサイトを思考するから記事数だの記事による集客だのと間違った方向へ行くのです。
デジタルマーケティングでは量より質、アクセス数より存在価値、パフォーマンスより根拠、動的なプッシュ型集客より静的なプル型集客が根幹になります。
ホームページとキュレーションサイトが連動するオウンドメディア型キュレーションサイトであれば、デジタルマーケティングシステムはあっという間に実現します。
専門家による確かな有益なる情報サイト、似非情報やモラルハザーダーが氾濫する時代だからこそ正確で限定的なニーズが高まっている、そんな気がしてなりません。
「100人に1本ずつのバラは売らない、1人に1億本のバラを売る」、デジタルマーケティングこそB2Bビジネスに適した手法であると思います。
※投稿@伊東久雄