2024年8月22日 09:00
デジタルマーケティングの要であるITは全てが目に見えないテクノロジーで構成されています、したがってテクノロジーを人間が目で見て手足を使ってコントロール可能にするのがUI(ユーザーインターフェース)という人間とITとの仲介役です、つまりUIの善し悪しがデジタルマーケティングでも極めて重要な項目の一つになります。
ITと人間との仲介役であるUIの善し悪しは、例えどのような優れた技術によってそのシステムが作られていようが人間が直接感じることはできません、つまりUIによって優れたテクノロジーも埋もれてしまうこともあるのです。
これらから昔からIT業界ではITビジネスは核心的なコア技術よりも、それを表現するUIが優れていなければ買ってもらえないと言われています、UIとはITサービスやプロダクツにとってそれほど重要な存在だということです。
IT企業の技術者の多くはこれにまったく気付いていません、コア技術だけで評価してもらえると大きな勘違いをしているのです、だからせっかくの革新技術も評価されずに放置されてしまうのです、では優れたUIを構築するにはどのように考えるべきなのでしょうか?
その答えはずばり「そのアプリケーションを使うのは誰ですか?」です、優れた技術も使うのはあくまでも人間です、人間はどのような行動をとり何を気になるのかをじっくりあらゆる機械の操作を観察することです。
そして利用者に機械であることを意識させてはダメです、画面の向こうに人間がいて操作をみてくれているという安心感や人間の温もりを感じさせる必要があるのです。
投稿@伊東久雄