陰陽バランス食の実践-211(ラプシーのジャム漬けダイコン)
2022年10月24日 08:00
「ラプシー」と呼ばれる、
ネパール特産の果物から作られたジャムをいただきました。
ラプシーとは、原産地ではお菓子などの材料になり、ラプシーキャンディというものが有名です。
こちらがラプシーです。
ネパールやブータンの一部が主な生産地と言われています。
かなりすっぱい夏ミカンだと考えれば解りやすいですね。
ラプシーを加工する際には、
皮ごとプレスして天日干しして乾かして板状にします。
これをプレスした際に出た果汁と煮込んでジャムにします。
ジャムと言っても板状のラプシーは硬くて歯が立ちません!
機械を使うのはラプシーを板状にプレスするときだけ。
あとはお母さんたちが手作業で作るところも多いのだそうです。
さて、このラプシージャムですがラプシー特有の酸味があり、
甘くて辛くてすっぱくて、甘い梅干しにトウガラシがついたような・・
不思議な味ですがとても美味しいです。
このままでも美味しいのですが、
この甘味と酸味と辛味と塩味・・
大根と漬物にしたら合いそう!
というわけで早速挑戦!
お湯で煮込んでジャムにする前の液体状に戻します。
(これ、凄いアイデアでしょ!?)
冷まします。
この漬け汁に大根を漬け込みます。
2日後にはしっかりと漬け上がりました!
四角いものが板状のラプシーです!
味は大正解!
大根以外にも、キュウリやニンジン、レンコンなどでも合いそうですので、
いろいろ試してみたいと思います。
ダイコンの陰、ラプシーの陰!
こういった陰だけの食材でも、
糖分を加えて漬けものにすることで陽が加わり、
陰を和らげる働きが有ります。
こういった知識を身につけると、
感覚だけで、陰陽バランス食が思いつきます!
こちらのラプシーのジャム漬けはビンの中で保存ができ、その間も熟成されていきます。
2年ものあいだ長く美味しく楽しむことができました!
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陰陽バランス食養学~現代に蘇る医食同源~
「陰陽バランス食養学」は食品や調理法を陰陽スコアに置き換え、
その合計点をみれば誰でも簡単に陰陽バランスが取れているかが解るという学問。
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