2024年6月13日 08:00
タンポポコーヒーとタンポポ茶は同じものです。
原料は同じ漢方薬局にも売っている「蒲公英根(ほこうえいこん)」で、煎じて飲めば漢方薬の蒲公英根湯(ほこうえいこんたん)です。
この「蒲公英根」を、
焙煎して煮だせばタンポポコーヒー(もしくはタンポポ茶)、
粉にしてお湯で溶かせばタンポポ茶(もしくは粉にしてドリップしたものをタンポポコーヒー)、
・・といった具合に、タンポポコーヒーとタンポポ茶の厳密な区別はなく曖昧で、販売会社によってそれぞれ好きなように商品名がつけられているようです。
タンポポコーヒーは、香ばしい風味や色合いがにコーヒーに近いことから、愛称としてノンカフェイン&薬効成分は抜群なコーヒーとして親しまれています。
ノンカフェイン&薬効抜群という情報を得れば、研究班としては当然試しに飲んでみたくなります。
漢方薬「蒲公英根」は漢方薬局などで入手できますが結構なお値段がします。
とはいえ市販の「タンポポ茶」はタンポポ100%ではなく、ほうじ茶などとのブレンドのものもあるため、研究としては何が効いたのか特定できないのでちょっと使えません。
ということで「蒲公英根」を自分で作るのがもっとも信頼できるという結論に達しました。
今回は、全て実験として手作りしまして結果は良好でしたので、
ブログ内の【漢方薬「蒲公英根」(ほこうえいこん)を自製する】という記事でお伝えしています!
この記事の補足として、採取したタンポポの根の処理方法をご紹介します。
タンポポ根の採取は非常に大変です、3人がかりで1時間かけても採取できるのは10cm程のものが10本程度、かなり根が深く長い物を採取するのは意外や大変である事が身を以って経験いたしました。
持ちかえったら、直ぐに根を切り分け泥を落とします、歯ブラシを使うと簡単に細かい泥も良く落ちます。
採取した根 ↓
3人がかりで1時間かけてもこれだけ、大変な労働です!
そしてタンポポの採取についてですが、野原などで根ごと摘んできます、都内の道路脇にもタンポポは沢山自生していますが、これは止めておきましょう。
どんな状態で成長したのか解らず有害な物質が含まれている可能性が否定できないからです。
あまり人の目に触れない田畑のあぜ道や野原など安全な状態の物を選ぶとよいです。
特に無農薬ということであれば、やはり自然の野原で採取するのがベストでしょう。
根は以外に深く、引き抜いただけでは肝心な根は土の中に残ってしまいます。
ガーデニングに使う細めのハンドスコップを使って、丁寧に根を傷めないように周りの土を掘り起こして採取します。
勿論掘った後は奇麗に土を元の状態にならして置きましょう、研究には自然界に感謝を込めてこういうマナーも重要ですね。
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