インターネット全盛期に加えて働き方改革やソーシャルディスタンスの社会現象を考えるに、これからの時代のマーケティングは確実にデジタルマーケティングにとって代わります。
デジタルマーケティングは10年以上も前から提唱されていますが、近年では当たり前になったのか意識して事業化するベンチャーも少なくなりました。
しかし上記の社会現象によって今後は新たな手法を用いた形に進化し重要な経営手法の一つになっていくことは間違いありません、新たな手法とはいろいろ考えだせますがAIやソーシャルメディアとの連動、またリアルな人間関係を融合させたハイブリッド型のデジタルマーケティングが必須になります。
具体的には経営思想そのままにデジタルに反映したものである必要があります、今まで人間によって行われていたリアルマーケティングテクニックをデジタルに置き換えできるかどうかが重要な鍵となります。
例えば、ホームページはエッセンスと最新のニュースだけを伝える媒体にし、事業単位のポータルサイト、情報提供だけを行うキュレーションサイト、商品PRを目的としたカタログサイト、商品販売用のECサイトなど複数の単機能サイトを縦横無尽に連携された総合的な構築手法が重要になってきます。
つまりあれもこれもと詰め込んだ解りづらい複合サイトではなく、単機能サイトを連携した戦略的且つ計画的に考え込まれた設計思想が重要になります。
更にどのような経路を辿っても最も伝えたい情報へ誘導できる導線戦略も合わせて考えていかなくてはなりません、ただしWebマーケティングに見られる誘導して購買に繋げるような姑息な手法はご法度です、あくまでも信用を重要視した手法が求められます。
これから訪れるAIやP2P取引全盛期に一時は忘れ去られようとしていたデジタルマーケティングは必ず復活して拡大成長を遂げていきます、顧客別の最適な資産運用や構築支援サイト、顧客のニーズに合わせた同類商品の比較サイトなど、AIとIT技術を駆使した「パーソナライゼーション」を実現していかなくてはなりません。
顧客一人一人のニーズに適合させた複合デジタルサービスであり、これからのデジタルマーケティングには必須の条件となります、リアル営業で高成績の営業マンは他の営業マンと何が違うでしょうか、それは顧客一人一人に合わせたサービスの提供ができるか否かなのです。
高齢化が進むにつれ意外な悩みを持つ人が多くなってきました、過日こんな愚痴に似たような相談がありました。
それは90歳近い母親と2人暮らしの還暦を迎えた息子さんからの相談で「母親が元気すぎて心配でしょうがない」というものです、元気なら何の不安もないと思えるのですがそうでもないのです。
何でも自分で行おうとするので危なっかしくて会社にも安心して行けないのだそうです、買い物から料理まで自身で行いまた何時も時間さえ有れば仲間とカラオケに行ってしまうそうで何時怪我や事故などが起きるのかと不安だと言います。
という「ヘビーシッターの老人版みたいなサービスが無いだろうか」という相談でした、そこで調べてみると既にたくさん有るのです、本当に世の中ってすごいです、欲しい物やサービスは日本では得られない事がないほどにすべて揃っています。
ただ料金は恐ろしく高いのです、オプションで異なるのですが1時間当たり平均で2000~3000円、一日見てもらうと土日を抜かしても月に4~50万円にもなります、これでは普通の人には手が出せません。
そこで考えたのです、訪問するのではなくて元気なのだから送迎付きで来てもらえば良いのではないかと、つまり保育園のシルバー版です、これなら複数人を同時に面倒見れるので価格はぐっと抑えることができます。
そして他者と触れ合うということで、いろんな意味で元気を維持できることに繋がります、買い物や通院などの付き添いも要望有る人を何人か車に乗せて一回りすることで効率良く行う事ができます。
保育園ではなくてシルバー園として介護施設とは一線を引いたサービスと明るさを企画したら面白いビジネスになりそうです、あくまでも介護ではありません、元気で健康なお年寄りが集う楽園です、ゲートボール場やカラオケルームに園芸や趣味などのワークショップも開催していきます。
老人ホームでこれを並行して行っているところも有りました、でも娯楽施設も外出の付き添いなどもなくお年寄りが集まる楽園の提供として行っているところは皆無でした、対象とする地域さえ間違わなければ意外といけるかもしれません。
会社勤めの人で起業を考えているが、しばらく副業として独自のビジネスを行いたいという人が急増しています、こういった人は家族や会社に知られずに副業を安心して行える場所を確保したいというニーズが有ります。
商品や契約書などの重要な書類やパンフレットや販促類などを保管したいというニーズも有るので、安価に済むワンルームマンションが人気で都内では生活の為に住みたい人が入れない状況です。
また、レンタル書斎を希望の人も一時的に入居時にまとまったお金が必要なのと、名刺に住所を表記するとワンルームマンションであることが解ってしまうのでできれば避けたいと言います。
同様にシェアオフィスも住所からシェアオフィスや住所貸しであることがバレるという信用上の理由で使うことに躊躇う人が多くなってきています、そこでレンタル書斎スタイルのシェアオフィスというアイデアが生まれてきます。
一見は受付が有り会議室も有り郵便物の保管もしてくれる一般的なシェアオフィスと変わらないのですが、大箱を用意しこれまでには無かったサービスを付加すればあっという間に埋まります。
コンセプトを明確にしたうえでのシェアオフィスとも言えるのですが、借りる人にとっては有益な付加価値を付けることで他社差別化を図れます、貸すだけではなく付帯するサービスによっては大きなビジネス展開も望めます。
何を始めるにも、それを行った後にどうするのかという出口戦略と連携させなければビジネスとして成功させることは難しくなります。