会社勤めの人で起業を考えているが、しばらく副業として独自のビジネスを行いたいという人が急増しています、こういった人は家族や会社に知られずに副業を安心して行える場所を確保したいというニーズが有ります。
商品や契約書などの重要な書類やパンフレットや販促類などを保管したいというニーズも有るので、安価に済むワンルームマンションが人気で都内では生活の為に住みたい人が入れない状況です。
また、レンタル書斎を希望の人も一時的に入居時にまとまったお金が必要なのと、名刺に住所を表記するとワンルームマンションであることが解ってしまうのでできれば避けたいと言います。
同様にシェアオフィスも住所からシェアオフィスや住所貸しであることがバレるという信用上の理由で使うことに躊躇う人が多くなってきています、そこでレンタル書斎スタイルのシェアオフィスというアイデアが生まれてきます。
一見は受付が有り会議室も有り郵便物の保管もしてくれる一般的なシェアオフィスと変わらないのですが、大箱を用意しこれまでには無かったサービスを付加すればあっという間に埋まります。
コンセプトを明確にしたうえでのシェアオフィスとも言えるのですが、借りる人にとっては有益な付加価値を付けることで他社差別化を図れます、貸すだけではなく付帯するサービスによっては大きなビジネス展開も望めます。
何を始めるにも、それを行った後にどうするのかという出口戦略と連携させなければビジネスとして成功させることは難しくなります。
日本では外国籍の人は部屋を借りることが難しいという実情があります、日本人の身元引受人や保証人など手続きの煩雑さだけではなくブローカーがはびこり足元を見ては法外なお金を要求しています。
そんな状況からか在日外国人向けのシェアハウスのニーズが急増しています、日本で就学や就労する外国人にとって住居は我々が考える以上に大きな課題になっていることは間違いありません。
この外国人シェアハウスを始めるにしても物件探しが極めて困難です、賃貸物件は一度契約してしまえばその後はどのように住居を分けて転借しようが勝手と思われがちですが、ほとんどは契約者以外の出入り禁止が契約事項にあり内装も勝手に変えることはできません。
これらの問題があり二の足を踏んでいる業者も多いのですが、やろうと思えば障害を取り除いていくしかありません、そして合法的な方法を考えればよいのです、できない理由を探しているうちはどんなこともできないのです。
賃貸やマンションが難しいのであれば一軒家を考える、土地と等価交換により新たに専用の建物を作ってしまうなどいろいろな方法を見い出せます。
そして、こういったシェアハウスをやりたい人向けにノウハウの提供と手続きを代行するサポートを行うという思考も有りだと思います。
このところエステサロンやカウンセリングサロンの賃貸物件ニーズが急速に高まっています、第三者の出入りをOKとしないマンションが多いので商業地域を除くと結構苦労します。
そこで現在、コンセプトを明確にした多数の人で共同利用できるコンセプト型のシェアサロンの誕生が望まれています。
コンセプトを明確にしたうえでのレンタルオフィスとも言えるのですが、異なるのがそれぞれのビジネスに必要な什器から内装など全て用意したうえでの個室型レンタルオフィスというものなのです。
例えばエステサロンでは1台のベッド単位の契約とすれば、自身の専用ベッドと共有の待合室と受付要員などが安価でしかも手軽に確保でき、オーバーな話し契約したその日からビジネスをスタートできるのです。
カウンセリングや占術でも同様に、待合室と受付を用意して契約者は個室を自由な装飾を施すだけでカウンセリングに必要な什器備品は予めセットされているので多くの準備資金を用意する必要もなくなります。
もう一つスペースを貸すだけではなく付帯する大きなサービス展開があります、それは集客をサロン単位で行えるということです、デパートの間貸しと同様にテナント企業が集客しなくてもよくなるのです。
今後大きく成長するビジネスになると思いますが、こういうものこそ自身の道楽との関連性でやらないと収益が出るまで結構苦労することになります。
成功への道は普通にやっては駄目なのです、皆がやらない方法を見つけていち早く一気に拡大させて行うこと、「裏に道あり花の山」とはこういうことです。
昔から各種のカルチャースクールやワークショップが開催されています、特に最近の傾向として少人数個別指導型が増えている傾向にあります。
この傾向は開催場所を確保するのに苦労しているという問題が裏に潜んでいます、私自身も過去幾つかの講座を持っていました、幸い自社の会議室を使用できたのですが少人数制のワークショップとなってしまっていたのが実情です。
また習字・料理・舞踊・ダンス・ヨガなどの教室といったニーズも結構あります、これらは水回りや床がしっかりした広い空間が必須であり、これらの特殊要因が問題となり場所を見つけるのは大変苦労を要します。
そこで考えたのですが、キッチン機能付きのダイニングと和室と洋室を揃えたマルチカルチャーサロンというのはどうでしょう、かなりのニーズがあるのではないかと思うのです。
更にはエステティックやマッサージなどの講座も行える施術ベットのある個室やシャワールーム、これらを総合して考えると答えは簡単で出てきます。
つまり少し広めの住居を借りて施設にしてしまえばよいのです、ただ問題があります、それはマンションはあくまでも住居用で住民以外の出入りの利用規制が厳しく自由性が出せなくなります。
ということは一軒家ということになります、しかし今度は都内で一軒家の空き家を探すのは家賃が高額で非常に難しくなります。
ちなみにちょっと調べてみたら予想以上に高いのです、管理者の給与を入れればコストがまったく合いません。
ニーズが有り方法もクリアしているが問題は収支のみです、ここで思考視野を広げてみると可能になる方法がドンピシャで浮かび上がってきました。
要は可能にする方法は何かではなく、何故不可能なのかというところに解決のヒントが隠されているのです。
「駆け込み寺」の意味は、「窮地に陥った際に頼る場所」を指し発祥は江戸時代に遡ります、当時は夫婦が別れるときは必ず夫側から離縁状を渡されるという夫側からの一方的に離縁されるのが慣わしでした。
当時は妻の方から離縁したい場合の方法が有りません、そこで幕府が定めたお寺を「駆け込み寺」としてそこに助けを求めて来た場合には住職が調停を行い離縁できるようにしたのです、夫側が納得しない場合は寺社奉行がそれをサポートすることになっていました。
ここでルールが在ります、駆け込み寺に助けを求めて逃げてきた妻は追いかけてきた夫にお寺の近くで捕まったとしても草履(わらじ)を寺に投げ込めば「駆け込み」成功となったそうです。
さて、こんな駆け込み寺ですが現代においても経営者だけではなく会社員など多くの人にとって各種のニーズが在るのではないかと思うのです。
過去行っていた法人個人問わない再生コンサルティングでは相談に来るのが遅すぎるという場合がほとんどでした、債権者が債権保護の処置を執った場合は債務者側は何も行えません、良くて債権者主導での和解を取り付けるのが関の山です。
弁護士に相談する方が良いのか、それともまだ最悪を避けられる手は有るのか、当然普通の人は債権債務に関する民法や再生テクニックなどを知る由もありません。
また思わぬ未払いなどで生活原資ショートの緊急事態もあります、そんな時に適切なアドバイスを受けられたり対処法を教えてくれる存在があったら救われるのではないかと思います、経営者だけではなく一般庶民の人が第三者に相談したい事はこれからの時代は極めて多くなると思います。
多くの人生構築支援事業への入口戦略の一つとしてこういった窓口を設けるのはどうかと考えているのです、知る人だけが知る「駆け込み寺」、デジタルマーケティングを使って世間に浸透させることも重要になります。
何かの際にとっさに頭に閃いて連絡してもらうのがスマートなデジタルマーケティングです、数年前にブームになったプッシュ型のマーケティングは次代には確実に淘汰されていくのです。
ということで私は既にサービスを開始してしまいました、全国に一緒にやって頂ける人に窓口業務を委託したいと思っています。