2023年5月29日 09:00
菌の研究と実用化は醗酵食品然り農業への転用もその目的において老後の私の大きな研究テーマとなりつつあります、そんなわけで最近では菌を独自の方法で培養しています。
特に有益だと考える菌は乳酸菌(ホモ乳酸菌、ヘテロ乳酸菌)やビフィズス菌・納豆菌・麹に酵母、更には農業に有益なのではないかと思われる光合成細菌と種類も豊富です。
植物も動物も発祥時点から進化の過程でずっと菌と共存共栄してきました、それが各種の研究と調査で解ってきました、いつまでも健康で元気でいられるためには菌は不可欠な存在だと確信を持っています。
思えば私は幼いころからずっと何かを飼育してきました、メダカや昆虫・カメにヘビやトカゲ・熱帯魚に水生植物・観葉植物に野菜のプランター栽培、いろんな経験と当時の道具や器具がみんなこの菌の飼育に役だっているのです。
見えない菌だけに媒体の変化が面白いのです、媒体を介して見ない菌が確かに息づいている事だけはよく解ります。
「人間は常に乳酸菌や納豆菌などの原子良性菌類と触れていると、原子菌類から細胞に寄生したミトコンドリアが元気になる」という自論を展開して追求しているところです、「皮膚疾患も免疫不全も菌によるミトコンドリア改善で自然治癒する」、それを信じて原子良性菌類を大量に飼育しては各種の実験をくりかえしているのです。
先日は培養した乳酸菌をみんなでスプレーして顔や手足に振りまいてみました、これ意外と効果が凄くて余計な皮脂や角質化した皮膚が自然に除かれてスベスベになるのです、身体が元気になれば精神的な病も脳内ホルモンが正常化して治るかもしれません。
更に、今研究しようとしているのが乳酸菌と納豆菌の農業や土壌改良への応用です、地域活動として村をあげて行おうとしている自治体もあるようです。
これに関連して実験農場を自ら作ってしまおうという計画も発動間近です、水質浄化作用の有る土壌菌である光合成細菌の実験も並行して行いたいと思います。
この光合成細菌とは、乳酸菌や納豆菌の好気性バクテリアではなく真逆の嫌気性バクテリアであり意外な側面を持ち合わせています、非常に面白い性質を持っていて楽しみな菌なのです。
菌も好気性と嫌気性という陰陽バランスが取れると土壌が豊かになり野菜が元気に虫も付きません、何と菌に関しても「陰陽バランス」の思想を活かせてみたいと考えているのです。
菌類の研究は、オーガニック栽培に欠かせない肥料との環境サイクル研究として今後の農業には欠かせない研究テーマの一つだと思います。
現在大きな社会問題となっている新型コロナウイルスに新型鳥インフルエンザウイルスですが、こういった自然の土壌菌が身体を守ることにより感染防止に役立っているという「ウイルスバリア」説が急浮上しています。
域内感染者は急増加していても農村地帯では感染者がゼロもしくは極めて少ないという事実があります、単に農村地帯は人口密度が少ないというだけでは説明がつきません。
過日の新型鳥インフルエンザのときにも同じような論文が世界中で多数出されました、こうした調査や研究も是非行ってみたいと思います。