2024年10月 2日 08:00
ガリとは、ボリュームの可変抵抗やスイッチ類の接触面の経年劣化による酸化(錆)で接触不良を起こしている時に出る「ガリガリ」というノイズです。
使う環境にもよりますが、熱や湿気が多い環境では買ってから1年以内で出る事もあります。
ボリュームやトーンコントロールのつまみを回した際に出ると本当に嫌な気持ちになりますよね。
酷くなると小音量時に音が途切れるギャングエラーを起こしますから、壊れたと思って修理に出す人もいるでしょう。
でも、これも修理に出さなくても自分で治せますので張り切って治しましょう!
最も簡単な方法は、ちょっと荒業なのですがガリが出ているのがボリュームなどの可変抵抗であれば、かなりスピーディにグルグル左右に回します、だいたい10回くらいでガリが出なくなると思います。
また、スイッチ類ならカチカチとオンオフを繰り返したり、左右に回して切り替えを繰り返します。
これもかなりスピーディにカチカチ行えば、10回程度で出なくなります。
これを何度かやっても起こる場合は、接点磨きというプロの技を使います。
簡単な話が、ガリを起こしている部品を分解して接点復活材(液体スプレー)で接触面を塗って綿棒などを使って綺麗に磨きあげることです。
ただし、分解にも再結合にもハンダごてなどのそれなりのツールとテクニックが必要です。
まあ、最初のやり方で治らない場合は、修理に出すのがよろしいようで。