2024年10月30日 08:00
オーディオのシステム構成は、楽しむジャンルでオーディオ製品の選定を行うのが基本です。
繊細な音のシステムで迫力あるジャズやロックの音を期待しても無理で、その逆にドンシャリ型(派手な音質)のシステムに繊細なクラシックの音を要求しても叶いません。
自分はどんなジャンルを聴いてその中でもどんな音が好みなのかを時間をかけて自分の耳(脳)を育てていく必要があります、そして多くの人の過ちがオーディオ雑誌の評価記事を真に受けて購入することです。
オーディオ評論家も人の子だということを忘れてはいけません、つまり自分の好みが少なからず評価にも表れてしまうということです。
ではどうやって自分が求める音がする製品を探したらよいのでしょうか、最も良い方法は経済力に物を言わせて複数の製品を購入して好みの音になる組み合わせを決定することですが、これは一般的には無理がある方法でしょう。
そこで是非オーディオショップで購入するようにしてほしいのです、オーディオショップではエントリークラスの製品であっても展示してあるものは基本的に視聴できます。
アンプやスピーカーを切り替えてくれますので、何時も聞いているCDを持ち込んで何度も何度も切り替えて好みの音を探すことです。
その際にスピーカーから少なくても2メートル以上離れてください、至近距離では左右の音の波の合成がされる前の音となり部屋で聞く場合と違った音になってしまいます。
また、オーディオショップの店員と仲良くなると予算やジャンルなどから各種のアドバイスもしてもらえるので購入の参考になります、ただオーディオショップもビジネスですから時に店側の都合も入れてくる可能性も否定できません。
最も良いのはオーディオに詳しい人からアドバイスを受けることです、オーディオショップの店員さんのアドバイスはセカンドオピニオン的に考えると良いでしょう。
オーディオを愉しむにも人間関係が最も重要だということです、これはビジネスにしても道楽にしても何をするにも基本だと思います。