最新ヘッドフォンの検証-1~オーディオテクニカ ATH-AD500X
2024年5月30日 08:00
オーディオ道楽復活後に最新のプリメインアンプやCDプレーヤーなどを大量に購入しました。
その音質を詳細に確認する目的で、ついでに最新のヘッドフォンを2台購入しました。
そのうちの1台がこのオーディオテクニカATH-500ADX(2012年発売の現行商品、定価1.1万円)です。
オーディオテクニカATH-500ADX
オープンエアタイプは外側がネットになっているのですぐ解る
オーディオ雑誌などを参考にしての購入でしたが、流石にヘッドフォンでは昔から定評のあるオーディオテクニカの製品です、装着した際のフィット感が極めて自然で感動します。
このATH-500ADXはオープンエアタイプというカテゴリで外部の音も耳に入ってきます、つまり密閉されたヘッドフォンではないので音もスピーカーでのニアリスニングの如く自然な響きなのです。
こういったオープンエアタイプはモニタリングに使用するより、大きな音で聴けない環境下での聴き流し用に使うとベストです。
ヘッドフォンを使っていても電話の音や各種のチャイムなどもすべて聞こえますので危機管理上も安心して音楽に没頭できます。
ATH-AD500Xの音質は、少し硬めの音で私好みの音色です、長時間の視聴にも気になりません。
53mmドライバーという、超小型フルレンジスピーカー並みのヘッドフォンではトップクラスの超大口径のドライバーから出る低音域は圧巻です、ちなみに周波数特性は5Hz~25KHzとワイドレンジとなっています。
そして、高音質の割に軽量なのが素晴らしい、私のような高齢者には持って来いの聴き流し用のヘッドフォンです。
本体はミニジャック仕様ですが、ノーマルタイプの金メッキアダプターが付属していますのでどんな機種でも対応できるようになっています。
また、ケーブルはワイヤー入りで絡まることがない高級仕様なケーブルで日常的に使うには実に実用的なのです。
ヘッドフォンは耳に違和感が在ると言う人は是非一度使ってみたください、これまで感じていた密室空間のような違和感はまったく感じないことでしょう。