2024年12月 2日 07:00
宇宙、つまり我々が住む3次元空間で最も安定した形は何でしょう?
数学の世界では2次元空間上(紙の上)という基本ルールがあります、ここでは3角形が安定している形として認識されています。
例えば三脚、これは地面が多少でこぼこでも安定します、でも地面が2次元だからこそなのです。
同様に地震対策として、歪み防止で入れる杭も柱と柱を繋ぎ3角形になるようにしています、しかしこれも1つの面に対してですので2次元といえます。
では、3次元(宇宙空間)では何角形が安定しているのでしょうか?
先に答えを言いますと、なんと6角形なのです。
蜂の巣の形をご覧ください、6角形が綺麗に並んでいます。
この6角形は三次元空間において、どの方向から力が加わっても全ての辺と接点に等しく力が分散する構造なのです。
しかも、これが複数集まった場合は更に複雑に分散し、また最も同型複数を相互結合しやすい形状なのです。
スペースシャトルや飛行機の羽の中や胴体にはこの蜂の巣構造(ハニカム構造)の補強版が入っています、ハニカム構造は軽くて最も強固な板を作ることができます。
自然界とは何とすばらしいのでしょう、これを知ってか偶然か計算なのか、ほとんどの物質の結晶構造が6角形で出来ています。
雪(水)の結晶、水晶などの石(ダイヤモンドなども)の結晶、そしてDNAの結晶構造も、つまり我々の肉体を構築するアミノ酸やたんぱく質も全て結合組織が六角形の組み合わせで成り立っています。
更に、以前から解っていたことですが突然のように妙な疑問が湧いてきました。
それは、6と12との関係です。
干支(十二支)・月・時間、すべてが12単位です。
ところで中国古代思想の「5行」は、何で宇宙の法則や物質を説いているのに「5」なのでしょう?
「5」では宇宙の謎を解くことはできません、何故なら5面体では3次元空間(縦・横・奥行きのそれぞれ+-で6極)を表す事が出来ないからです。
これらの疑問、私なりに考えた末にある結論を見出すことができました。
そして、「6」という数字の持つ魔力に魅せられました。
その謎解きこそが「運命波学」基礎理論の礎となったのです。