2024年7月29日 07:00
起業当初に先輩から言われたことを、20年以上もかけて自分なりの回答を見つけることができた事項があります。
その言われたこととは、「最も簡単に成功したいのなら成功している人と組むことだ」という言葉です。
当時は、成功や夢の達成というものは自分の努力や能力に付いてくるものだと信じ込んでいました、正直他者のふんどしで相撲を取るような考え方に賛同はできませんでした。
したがって、真の意味は何なのかとも長期に渡り考えようとも思わなかったのです。
しかし、時が経つにつれ百戦錬磨の強運の人との交流を通して真の意味が解ってきたのです。
先輩が話した時に「成功する人とはどういう人?」と考えればよかったのです、成功する人は決して運なのではないのです、成功している人の背景やその人間性をよく観察すると見えないところで人一倍の努力をしています。
共通することは24時間365日仕事をしているという感じです、飲んでいるときでさえも人の話を良く聞いています、ヒントになることを常にキャッチしているのです。
また、実にいろいろな事項を常に勉強しています、だからどんな業界の人の話でも合わせることができます。
なぜそんなことまで知っているのかという詳細なことまでも、極めて専門的に且つ簡素にそれを説明できます。
これらは、いろいろな情報を正確に把握するための最低限必要なファンダメンタルズというものです。
自分が所属している会社の業界事情を、「良く解らない」と開き直り学ぼうとしない人とは大違いです。
私はよく若い経営者に言います、「足し算もできない人が商売始めたら会計のことが解るようになる、それは生きていくために必要だからだ、自分の業界の事を学ばないというのはこの業界で生きていこうと思ってない確たる証拠だ」と。
成功や夢を達成している人、それは人一倍の努力をして自分の成功や夢の達成に不可欠な人材を見極め、そして彼らを強力なブレインにできる人間力があります。
どのような人であれ、それなりに会話し能力や思考を把握できなければ人を見極めることはできません、つまりそれを見極め検証できる能力を持ち合わせている人なのです。
つまり先輩はそういう人を自分のブレインやメンターにすること、それが成功への最速でゴールへ到達するショートカットバイパスだと言いたかったのです。