2024年8月 2日 07:00
私はある有名デパートで腕時計を買いました、ところが近くの量販店にまったく同じメーカの同じ品番のものが30%も安く売っていました、でも私は「損をした」とはまったく思いません。
何故なら、私は確かに有名デパートで提示してあった金額で買ったという「絶対価値」が保障されているからです。
その意味とは、デパートで買った時計は何時でも修理できますし保証書も付いています、メーカの無償保障が1年に対して3年もあります。
つまり、私は有名デパートというブランドと保障に対しての安心という「付加価値」をその時計に求めた結果購入したわけです。
対して、その話を聞いた友人はまったく逆の意見でした。
同じ時計なら、「何処で買おうが安い方が良い、見る人も何処で買ったかは判らない」ということです。
つまり、その友人と私の「価値観」は大きく違っているのです。
私は、安心感という見えない「付加価値」に、友人は時計そのものの「物理的価値」に対して「価値観」を見出しているのです。