2024年10月 8日 09:00
現地で学んだネイティブがよく使うフレーズや文法などを紹介しています。
日本語では時間や日付をすべて「~に」で表現できます。一方で英語では「朝に」はin the morning、「正午に」はat noon、「午後に」はin the afternoon、 「夜に」はat night、「日曜日に」はon Sundayなど、バラバラです。
前置詞にはコアとなる意味やイメージがあり、それに基づいて使われています。
【in →「~の中にある」】
「空間」や「幅」を表します。
I graduated from university in 2002.「2002年に大学を卒業した。」
I will finish it in 10 minitues.「10分で終わらせます。」
【on →「~に接触している」】
「曜日や日付という塊の上に接着している」状態を表します。
I did yoga on Saturday. 「土曜日にヨガをした。」
I'm going to visit Tokyo on March 25.「3月25日に東京に行く予定です。」
【at → 「点」】
1.「ピンポイントな時間」を表します。
I get up at 6 o'clock every morning.「毎朝6時に起きます。」
ex. at noon / at midnight / at daybreak
2.「特定の行動と結びつく時間」を表します。
She is at lunch.「彼女はランチ中です。」
※なぜmorning は in で night は at なのか
昔は「夜」イコール「寝る」という特定の行動だけでした。at lunch が「ランチしている時間」を表していたように、at nightは「夜に就寝している時間」を表していたのです。現代は夜は寝るだけではなく様々な活動ができるようになりましたがat nightでそのまま使われているのです。
一方で朝 morning の活動は人それぞれで特定ができませんでした。そのためinという幅を持たせた表現となりました。
※応用編
昨日の午前中
→yesterday morning
yesterday / tomorrowなどを使うときは前置詞 in the を外します。
土曜日の夜
→on Saturday night
曜日に合わせてonを使います。
今週の土曜日の夜
→this Saturday night
this / next / last などを使うときは前置詞 on を外します。
9月1日の晩
→on the evening of Semptember 1st.
on the morning of ~など、ofの後に日付を持ってきます。
基礎の基礎ですが大事な部分なので、ビジネスでも日常の場面でもとても役に立つと思います。自然に口から言葉が出てくるまでぜひ練習してみてください。