2024年10月17日 09:00
現地で学んだネイティブがよく使うフレーズや文法などを紹介しています。
hear と listen はどちらも「聞く」という単語ですが、使い方に違いがあります。
hear
「自然に聞こえてくる」「自然と耳にする」という意味で使われます。
<例文>
■ I can't hear you.「聞こえません。」
■ I heard good news.「良いニュースを聞きました。」
■ I'm happy to hear from you.「あなたから連絡をもらえて嬉しいです。」
■ His hearing is not good.「彼は耳が遠い。」
listen
hear と違い「意識的に聞こうとして聞く」という意味で使われます。
<例文>
■ Please listen carefully.「しっかり聞いてください。」
■ Listening to music is one of my favorate.「音楽を聴くのは私が好きなことの1つです。」
■ I took a listening test yesterday.「昨日リスニングテストを受けた。」
■ I'm listening.「聞いてるよ。」
※興味津々で相手の話を促すときや、聞くだけ聞いてあげるというネガティブな意味で使うときもあります。
リスニング教材、ヒアリング教材と言われますが、「ヒアリング」という言い方はマーケティングでキャッチーな呼び方として使われたのが広まって使われるようになったそうです。
たとえば先方の要望を確認したいときに「ヒアリングをしたい」と日本語で使いますが、英語では使われない和製英語です。
この場合英語だと、
■ I want to ask my client for their opinions.
■ I want to set up an interview with my client.
などで表現できます。
日本ではヒアリングテストとも言いますが、hearing は「聴覚」という意味ですので、ヒアリングテストと英語で使うと「聴力検査」という意味になってしまいますので気を付けましょう!