2022年11月21日 09:00
人間とは、期待していたことがなかなかその通りにならないと充分に幸せな状況下でも落ち込みます。
ビジネスでは商談の大幅な規模縮小や銀行融資の減額などは、ある意味では一応の達成をしているので悪い状況ではないのですが何故か手放しでは喜べなかったりします。
ところで、どうして良いことが起きているにも関わらず何となく不安や不満を感じたりするのでしょうか。
よく考えてみるとその要因の全てが自分にあったりします、行動のまずさとかミスではないのです、完璧にやっても同じことです。
要因はたった一つで自分の「過度なる期待感」です、商談の内容、相手の笑顔、飲食での話し振りなどで自分が相手の考えている以上の期待を持ってしまったのではないでしょうか。
相手が当所の内容より結論が変わってきても、それは相手の都合や全体のバランスを考えてのことであるかもしれません。
物事は自分の思うように行かないのが普通です、まあ押し並べて9割以上がそうです。
ビジネスもプライベートも生きていれば身の回りに起きること全てが相手有ってのことで、自分が勝手に決められる物は何一つないのです。
何事にも過度の期待は捨てて自分が後悔のないように精一杯頑張る、後は朗報を待つくらいの余裕で構えていましょう。
「水は流れ流れて落ち着く処に落ち着く」、「物事収まる時に何もしなくても収まる」、これ自然の摂理です、そして物事全て人生もまた同様に。