エスニック料理においてパクチーは生かスープで食べるのが基本、そこであえて肉と炒めらどんな味になるのかを実験してみました。
癖の無い鶏肉と合わせて生姜焼きのイメージで炒め物を作ってみました。
鶏肉にパクチーとショウガを加えてごま油で炒めます、調味料は塩と風味づけの醤油を少々、これだけで大変美味しい料理ができ上がりました。
さっそくネパール料理のお店に紹介したところ、おつまみとしてメニュー化していただきました。
癖の有る野菜は油で炒めると肉と実に合うのです。
エスニックでも中華でも、具材と調味料次第で使えるメニューができ上がりそうです。
癖の強いパクチーでチヂミを考えました。
タマネギやショウガも加えて薬膳チヂミに仕上げてみました。
パクチーの独特の香りが程良く抜けて、タマネギの甘さと微妙にマッチしてとても美味しく仕上がりました。
パクチーの栄養価は熱を加えても変わりません、これをネパール料理店に伝えたらメニュー化に向け味付けの研究を開始してくれました。
オーガニックパクチーを使ってパスタに仕上げてみました。
パクチーは栄養価が高くアンチエイジングに最適な高抗酸化効果もあり、大変ヘルシーなメニューになりました。
取れたての根付きパクチー
いろいろなソーズで試した結果、唯一適合したのがアラビアータでした。
トウガラシを多めに使いピリ辛に仕上げたパクチーのアラビアータパスタです。
ルッコラ・わさび菜・パクチーのグリーンサラダも添えました。
それぞれが非常にインパクトのある葉野菜ですが、合わせると微妙に融合して大変美味しくなりました。
ピザのように丸く焼いたナンに、レタス・トマト・フライドエッグ・スライスしたタンドリーチキンを挟んでサンドウィッチにしました。
ヒントにしたのがイタリアンのピアディーナというファーストフード、ピザ生地を焼いたものに野菜・ハム・チーズなどをサンドウィッチにしたものです。
ピザ生地で美味いならナン生地でも美味いだろうと考えたのです、味の決め手はタンドリーチキンです、これでしっかりエスニック料理ということを醸し出させています!
メニュー化したらランチやテイクアウトで大人気を博しました。
ハラール処理した鶏を使って、2種のクリスマス用チキンの丸焼をクライアントのネパール料理店の経営会社に提案したところ、大喜びで採用していただきました。
そして、早々に調理していただき、皆で試食会!
2種の味付けをしていただきましたが流石プロです、鶏の中にスパイスで味付けした野菜と鶏そぼろを詰めて更に味卵まで入れて提案通りにタンドールで丸焼にしてくれました。
フライドパスマティライスも付けて、クリスマス用にお持ち帰りできるようにしました。
ハラール鶏の丸焼はなかなか食べられません、プレーンタイプは皮付でウエスタンスタイルのオーソドックスな味付けで、インディアンタイプは皮無しのタンドリーチキン風の味付けになっています。
どちらも最高の味です。
ハラール鶏の丸焼き
下に敷いてあるのはパスマティライスのチャーハン
ハラール鶏の丸焼きのメニュー
あまりの人気で、その後4名以上のパーティ用のメニューとしても採用されました!
お店で食べても、お持ち帰りでもどちらでもOKです。