飲食店オーナーが常に考えることは飲食に関する事だけではありません、特に飲食という空間を考えるにあたり気を使ってほしい事項に空調があります。
空調は、温度の高低だけではなく空気の流れそのものも重要で、気持よく飲食してもらうと同時にスタッフの体調管理の面でも重要です。
食事をする空間は極めて重要で、長くいると体調や精神にも影響を及ぼしてしまうのです。
まず温度に関してですが、お客様が食事をする空間、つまりフロアは当然お客様が心地良いと思う温度にしなくてはなりません。
在りがちなミスはスタッフの意識に合わせることです、フロア担当はレストランであれば1年を通して長袖のワイシャツにベストというのが一般的です、居酒屋でも清潔感から長袖が一般的です。
更に常に動きまわっていますから夏は暑く感じます、そこで冷房を強くしてしまいがちですが座って動かないお客様は寒く感じてしまいます。
冬は、この逆でスタッフに合わせるとお客様は暑く感じます。
空調の温度設定はスタッフではなくお客様に合わせる、これは常識中の常識ですが、お店を辞めてほしくないという理由でスタッフに合わせてしまうオーナーや店長は珍しくはありません。
そこでオーナーや店長が考えなくてはいけないこと、それは常にお客様に店内の温度を確認することです。
ただ、女性と男性で心地良い温度が変わるし、外から入ってきたばかりと1時間後では温度の感覚が変わってきます。
更には座る場所によっても変わります、こういった変動要素を気にしながら常に店内の温度調整を意識する、これが飲食店オーナーや店長に求められる重要な意識感覚です。
ブログでは触りの部分しかお話しできません、本当に成功する飲食店にしたいと思うのであれば、どうぞ遠慮なくお声がけください。
最初から料金は頂きません、納得する改善方法を見出してもらい結果が出た時に謝金を考えてただければ幸いです。
癖の強いパクチーでチヂミを考えました。
タマネギやショウガも加えて薬膳チヂミに仕上げてみました。


パクチーの独特の香りが程良く抜けて、タマネギの甘さと微妙にマッチしてとても美味しく仕上がりました。
パクチーの栄養価は熱を加えても変わりません、これをネパール料理店に伝えたらメニュー化に向け味付けの研究を開始してくれました。

オーガニックパクチーを使ってパスタに仕上げてみました。
パクチーは栄養価が高くアンチエイジングに最適な高抗酸化効果もあり、大変ヘルシーなメニューになりました。
取れたての根付きパクチー

いろいろなソーズで試した結果、唯一適合したのがアラビアータでした。
トウガラシを多めに使いピリ辛に仕上げたパクチーのアラビアータパスタです。

ルッコラ・わさび菜・パクチーのグリーンサラダも添えました。
それぞれが非常にインパクトのある葉野菜ですが、合わせると微妙に融合して大変美味しくなりました。

ピザのように丸く焼いたナンに、レタス・トマト・フライドエッグ・スライスしたタンドリーチキンを挟んでサンドウィッチにしました。
ヒントにしたのがイタリアンのピアディーナというファーストフード、ピザ生地を焼いたものに野菜・ハム・チーズなどをサンドウィッチにしたものです。
ピザ生地で美味いならナン生地でも美味いだろうと考えたのです、味の決め手はタンドリーチキンです、これでしっかりエスニック料理ということを醸し出させています!
メニュー化したらランチやテイクアウトで大人気を博しました。

ハラール処理した鶏を使って、2種のクリスマス用チキンの丸焼をクライアントのネパール料理店の経営会社に提案したところ、大喜びで採用していただきました。
そして、早々に調理していただき、皆で試食会!
2種の味付けをしていただきましたが流石プロです、鶏の中にスパイスで味付けした野菜と鶏そぼろを詰めて更に味卵まで入れて提案通りにタンドールで丸焼にしてくれました。
フライドパスマティライスも付けて、クリスマス用にお持ち帰りできるようにしました。
ハラール鶏の丸焼はなかなか食べられません、プレーンタイプは皮付でウエスタンスタイルのオーソドックスな味付けで、インディアンタイプは皮無しのタンドリーチキン風の味付けになっています。
どちらも最高の味です。
ハラール鶏の丸焼き
下に敷いてあるのはパスマティライスのチャーハン

ハラール鶏の丸焼きのメニュー

あまりの人気で、その後4名以上のパーティ用のメニューとしても採用されました!
お店で食べても、お持ち帰りでもどちらでもOKです。