飲食店オーナーが常に考えることは飲食に関する事だけではありません、特に飲食という空間を考えるにあたり気を使ってほしい事項に空調があります。
空調は、温度の高低だけではなく空気の流れそのものも重要で、気持よく飲食してもらうと同時にスタッフの体調管理の面でも重要です。
食事をする空間は極めて重要で、長くいると体調や精神にも影響を及ぼしてしまうのです。
まず温度に関してですが、お客様が食事をする空間、つまりフロアは当然お客様が心地良いと思う温度にしなくてはなりません。
在りがちなミスはスタッフの意識に合わせることです、フロア担当はレストランであれば1年を通して長袖のワイシャツにベストというのが一般的です、居酒屋でも清潔感から長袖が一般的です。
更に常に動きまわっていますから夏は暑く感じます、そこで冷房を強くしてしまいがちですが座って動かないお客様は寒く感じてしまいます。
冬は、この逆でスタッフに合わせるとお客様は暑く感じます。
空調の温度設定はスタッフではなくお客様に合わせる、これは常識中の常識ですが、お店を辞めてほしくないという理由でスタッフに合わせてしまうオーナーや店長は珍しくはありません。
そこでオーナーや店長が考えなくてはいけないこと、それは常にお客様に店内の温度を確認することです。
ただ、女性と男性で心地良い温度が変わるし、外から入ってきたばかりと1時間後では温度の感覚が変わってきます。
更には座る場所によっても変わります、こういった変動要素を気にしながら常に店内の温度調整を意識する、これが飲食店オーナーや店長に求められる重要な意識感覚です。
ブログでは触りの部分しかお話しできません、本当に成功する飲食店にしたいと思うのであれば、どうぞ遠慮なくお声がけください。
最初から料金は頂きません、納得する改善方法を見出してもらい結果が出た時に謝金を考えてただければ幸いです。
千葉県は房総半島全土に位置する県で周囲が海に囲まれています、したがって多くの漁港が存在しています。
また、熱帯からの温海流と北から下りてくる冷海流がぶつかる日本屈指の魚場で多種の魚介類が獲れます。
千葉県の認定水産物にはアワビ・タチウオ・マダイ・ハマグリなど14種が存在していますが、漁獲量が少ないので外れ認定品とはいえ味でイチオシなのが何と言ってもクルマエビです。
九十九里浜周辺の獲れたての新鮮なクルマエビは、生でも焼いてもプリプリで大変甘くて美味しいです。
また同地域のハマグリはホンビノス貝(俗称は「白ハマグリ」)と共に認定品にもなっています、肉厚のジューシーな美味しさでイチオシ食材です。
これらの魚介類は、漁港に隣接する海産物会社から獲れたての生をクール便で直送してもらうのが一番です。
新鮮な魚介類は、塩とレモンだけのあっさり味で食するのが一番美味しいです。
千葉産クルマエビとハマグリ
写真の奥に映っているのはバーベキュー用に2つに割いた伊勢エビ
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飲食店オーナーは店内外の装飾には拘りを持っても、意外や忘れられがちな事項にBGMを店内に流す音響設備があります。
また、この音響一つで入客数に影響するのですから飲食店オーナーは広い視野で音響設備を捉えなくてはいけません。
食事をする空間は極めて重要で、まさに五感で味が変わってしまうほどなのです。
前回まで音響設備における音の話しをしてきましたが、最期に流す音源の話しをして店舗における音響に関して締めくくりたいと思います。
まず有線放送会社と契約している場合は問題ないのですが、手持ちのCDを音源として流す場合は著作権に注意して欲しいと思います。
例えば、古い録音のジャズやクラシックはほぼ著作権に触れずに著作権協会の抜き打ち検査が入っても問題ありません。
日本人アーティストの場合は、古い録音であっても著作権協会に会費を請求される可能性は高いです、この著作権の問題を真っ先に確認する事は重要です。
また流すジャンルですが、最も多いミスがオーナーや店長の趣味でジャンルを決めている場合です、基本はその店はどんな趣向のお客様に来てほしいのかを最優先でジャンルを決めてほしいと思います。
また曲調ですが、どのジャンルであってもスローなテンポの曲は聴く人をリラックスさせます、ただしつい長居してしまうことにも繋がります。
逆にハイテンポの曲は高揚させ声が大きくなったり騒がしくなったりします、しかし賑やかで明るい雰囲気を出したいのであれば効果的です。
また、食事や飲食のペースが上がり客単価が増えるという効果も期待できます、更には回転率が上がる効果もあります。
どんな雰囲気のどんなお店にしたいのか、少なくても来てほしいお客様の趣向に合わせたジャンルと曲調を選ぶようにしたいものです。
ブログでは触りの部分しかお話しできません、本当に成功する飲食店にしたいと思うのであれば、どうぞ遠慮なくお声がけください。
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毎年、新鮮な沖縄産のオーガニック栽培された紫芋を購入しては各種の調理法にチャレンジしています。
和の食材であるサツマイモをどうやってイタリアンやフレンチに活かせるのか、無謀なチャレンジほど楽しいものはありません。
紫芋はコバルト色をしているので、スイーツなどに面白い工夫ができると期待している食材の一つです。
サツマイモをイタリアンスイーツにしてしまう秘密兵器はオリーブオイルです、蒸かしたサツマイモにかけるだけで味が劇的に変化します、上品な甘さに変わりまるで洋菓子を食べているようなしっとりした感覚にびっくりします。
これは皆様も是非体験してみてほしいと思います。
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飲食店オーナーは店内外の装飾には拘りを持っても、意外や忘れられがちな事項にBGMを店内に流す音響設備があります。
また、この音響一つで入客数に影響するのですから飲食店オーナーは広い視野で音響設備を捉えなくてはいけません。
食事をする空間は極めて重要で、まさに五感で味が変わってしまうほどなのです。
前回までスピーカーやレシーバーなどの設備における音質についてお話ししてきましたが、今回はスピーカーの設置に関してお話しします。
近年の音楽ソースは全てステレオで記録されています、ステレオとは左右2チャンネルの音源で、左右のバランスの取れた空間で聞くと立体感のある音像が得られ試聴には極めて心地良く音楽を愉しむことができます。
対して、1チャンネルのラジオなどのソーズは偏った方向からの平べったい音空間となり不自然なものとなります。
さて、ここで多くの店舗ではソースは2チャンネルであるにも関らず間違った方法で音楽を流し心地良さを越えて異和感を感じる音空間にしています。
ソースが2チャンネルで左右別々の音で、これを空間で合成させて居心地の良さを得るのがステレオ再生というものです。
ところが左右のチャンネルのスピーカーを広い店舗でバラバラなところに設置するとどうなるでしょうか?
そうです、座る場所によって片方のチャンネルの音しか聴こえません、例えばジャズであればドラムの音しか聞こえないということも起きてきます。
これを解消させるには2つの方法があります。
一つは、アンプでモノラル設定にしてどのスピーカーからも左右合成された音にするという方法です。
アンプの設定が無い場合はケーブルを加工するしかないのですが、電気に詳しい人にお願いするのがよろしいかと思います。
もう一つの方法は、あえて左右のスピーカーを中央付近にまとめて設置して空間合成によってモノラルにする方法です。
これらの方法だと、店舗のどこで聴いても同じ音で愉しむことができます。
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