2024年12月 2日 09:00
飲食店オーナーは店内外の装飾には拘りを持っても、意外や忘れられがちな事項に照明があります。
また、この照明一つで入客数に影響するのですから飲食店オーナーは広い視野で照明を捉えなくてはいけません。
食事をする空間は極めて重要で、まさに五感で味が変わってしまうほどなのです。
前回、昼夜に照明の明るさ調整の話しをいたしました。
ここで問題なのが、例えばビルの設備をそのまま使う場合は明るさ調整が行えない場合があります、といって照明設備工事を依頼すると恐ろしくお金がかかります。
こういった場合にも対応可能な手軽な対処方法がありますので紹介しましょう。
それは、入口近くに新たに工事無しで設置できるスタンド型やクリップ式の照明器具を設置するのです、家電量販店で購入すれば1~3万円程度で済むでしょう。
この入口近くの照明の効果は絶大です、私はこれを緩衝照明と呼んでいます。
その意味は、外からいきなり店内に入ると光度の差が大きく眩しいと感じたり暗いと感じたりします。
しかし、入口近くにその中間的な明るさの照明があると目が数秒で慣れてかなり緩和させることができます。
この緩衝照明には必ず調光できるタイプを購入して下さい、昼は明るく夜は暗くすれば緩衝の効果が期待できます。
これで大掛かりな工事は不要となり、違和感を感じるお客様も激減することとなります。
ブログでは触りの部分しかお話しできません、本当に成功する飲食店にしたいと思うのであれば、どうぞ遠慮なくお声がけください。
最初から料金は頂きません、納得する改善方法を見出してもらい結果が出た時に謝金を考えてただければ幸いです。