2024年12月 9日 09:00
飲食店オーナーは店内外の装飾には拘りを持っても、意外や忘れられがちな事項に照明があります。
また、この照明一つで入客数に影響するのですから飲食店オーナーは広い視野で照明を捉えなくてはいけません。
食事をする空間は極めて重要で、まさに五感で味が変わってしまうほどなのです。
照明の重要性とその対処をお話ししてきましたが、今回は照明と人間の持つ心理についてお話します。
これは、照明を使って店側の都合を無言のメッセージによってお客様に理解してもらうというものです。
さて、そんな事が本当にできるのか?
それができるのです、地球の動物はすべて昼と夜で行動様式を変えています、つまり自然の摂理を応用すればよいだけなのです。
その心理というのは、店内が明るいと元気に大きな声を出すようになります、また長時間その場に留まらずに落ち着いた場所に移動したくなります。
つまり、例えば居酒屋や定食屋の場合は活気ある店を演出しつつ、入客の回転数を上げる作用があります。
逆に、静かな空間で長時間留まってもらい客単価を上げたいレストランでは店内を暗くすると効果があります、お客様も大声では話さなくなり落ち着いた空間を与えます。
ただし、この場合は食事をするテーブルを明るくする必要があるので、テーブルごとにスポットライトを付ける必要があります。
手元が暗いと料理が不味く感じるのです、意外に食事と視覚は密接に関連しており、これも照明と心理というカテゴリでは重要なポイントです。
ブログでは触りの部分しかお話しできません、本当に成功する飲食店にしたいと思うのであれば、どうぞ遠慮なくお声がけください。
最初から料金は頂きません、納得する改善方法を見出してもらい結果が出た時に謝金を考えてただければ幸いです。