「ファザード」とは飲食店舗などの入口周辺を意味する言葉で、飲食店舗コンサルティングでは最も重要視するポイントです。
店内やメニューは充実しているのに入客数が伸びない飲食店や、理想とする客層に恵まれない飲食店の多くはこのファザード戦略に問題があります。
店舗オーナーの陥りやすいファザード戦略の罠で、お金をかけた割に入客数が増えなかったり常連客が増えない理由の一つに「妙な拘り」があります。
例えば、洞穴をイメージしたいのか岩を模倣した造作物を入口いっぱいに張りぼてで囲ったレストランがありました、興味本意で中に入ってみて驚きました、何と中は居抜きで借りたのか喫茶店の内装のままです。
入口にお金をかけて奇抜さを謳うなら徹底して店内も洞穴風の内装を施してほしいです、そこまでできないのであれば、まさに入口も居抜きのまま営業した方が解りやすくて入客数が増えると思います。
更にはワインの樽を所狭しと並べたり帆船を模倣したお店もありますが、いずれも短期間で営業不振で潰れてしまっています。
レストランオーナーはレストランの本分を忘れてはいけないのです、イメージを売るのではなく「愉しく食事をしてもらう空間を売る」くらいの気持でレストランの使命に徹して欲しいと思います。
レストランに来るお客様は食事を愉しむ為に訪れるのです、奇抜な飾りつけに興味本位で入店するお客様は本当に食事を心から愉しもうと考えるでしょうか?
そもそも論なのです、この辺を飲食店オーナーはしっかりと考えてほしいと思います。
ブログでは触りの部分しかお話しできません、本当に成功する飲食店にしたいと思うのであれば、どうぞ遠慮なくお声がけください。
最初から料金は頂きません、納得する改善方法を見出してもらい結果が出た時に謝金を考えてただければ幸いです。
ハラール処理した鶏を使って、2種のクリスマス用チキンの丸焼をクライアントのネパール料理店の経営会社に提案したところ、大喜びで採用していただきました。
そして、早々に調理していただき、皆で試食会!
2種の味付けをしていただきましたが流石プロです、鶏の中にスパイスで味付けした野菜と鶏そぼろを詰めて更に味卵まで入れて提案通りにタンドールで丸焼にしてくれました。
フライドパスマティライスも付けて、クリスマス用にお持ち帰りできるようにしました。
ハラール鶏の丸焼はなかなか食べられません、プレーンタイプは皮付でウエスタンスタイルのオーソドックスな味付けで、インディアンタイプは皮無しのタンドリーチキン風の味付けになっています。
どちらも最高の味です。
ハラール鶏の丸焼き
下に敷いてあるのはパスマティライスのチャーハン
ハラール鶏の丸焼きのメニュー
あまりの人気で、その後4名以上のパーティ用のメニューとしても採用されました!
お店で食べても、お持ち帰りでもどちらでもOKです。
「ファザード」とは飲食店舗などの入口周辺を意味する言葉で、飲食店舗コンサルティングでは最も重要視するポイントです。
店内やメニューは充実しているのに入客数が伸びない飲食店や、理想とする客層に恵まれない飲食店の多くはこのファザード戦略に問題があります。
ファザードでの間違った施策の一つに入口近くの装飾があります、意外やオーナーの思惑とは裏腹にお客様に良く思われない例が多々見受けられます。
例えばイタリアンレストランのワインボトルの空き瓶、日本料理店の日本酒や焼酎の一升瓶の空き瓶を飾りつける場合などです。
ずばり、これは飾りにはなりません、捨てるべきゴミを飾っているようなものです。
ましては、埃だらけになったものをそのままの状態で店の周辺を飾るのは本当に止めてほしいです。
また、地震や何かの拍子に倒れて割れたりすれば事故に繋がることもあります。
これらの空き瓶は業務用ゴミですから捨てるにもお金がかかります、そこで飾りに使おうと考えるのはあまりにも安易過ぎると申し上げておきましょう。
どんなワインや日本酒を出せるのかのディスプレイなら、店内にちゃんとした開ける前のボトルや一升瓶をさりげなく飾ることです。
ブログでは触りの部分しかお話しできません、本当に成功する飲食店にしたいと思うのであれば、どうぞ遠慮なくお声がけください。
最初から料金は頂きません、納得する改善方法を見出してもらい結果が出た時に謝金を考えてただければ幸いです。
インド料理には欠かせない焼き窯のタンドール、これでジャガイモをアルミに包んで焼いたら美味しいのではないか?
そんな、単純な発想でのタンドールジャガバター、毎年冬シーズン限定メニューで大ブレークしています。
1個230円という値ごろ感もあって、多くの人が1人1個ずつという感じで頼んでいます。
こんがりした香ばしさもあって本当に美味しいです!
ちなみにサツマイモも焼いてみました、味はすごく美味しいです!
石焼き芋のように水分が飛ばずにしっとりしています、ただサツマイモはインド料理には合わないのでメニューからは外しました。
季節によっては、タケノコを皮ごと焼くという斬新なアイデアも良いですね。
実際のタンドール・ジャガバター
「ファザード」とは飲食店舗などの入口周辺を意味する言葉で、飲食店舗コンサルティングでは最も重要視するポイントです。
店内やメニューは充実しているのに入客数が伸びない飲食店や、理想とする客層に恵まれない飲食店の多くはこのファザード戦略に問題があります。
ファザードでの間違った施策の一つにメニュー表示があります、お店で出すメニューの内容や価格を事前に知らせることで入店前にある程度の合意を互いに行えるので、メニュー表示は重要なファザード戦略の一つです。
ここで、メニュー表示など何も行っていないのは例えば「会員制」を謳うようなお店は別にして入客数に悩んでも致し方ありません。
まずは、自身がどのようなお店なら入りやすいか、そして行きたくなるかを思考していただきたいと思います、自身の拘りや思い込みだけで飲食店が成功することなど皆無です。
飲食店はお客様への飲食サービスです、自身の拘りが最優先ならそれはビジネスではありません。
さて、メニュー表示で最も効果が高いのが「お奨め」や「本日の定食」など、自信のあるメニューを写真付きで解りやすく表示することです。
レストランなどでは外観のトータルバランスも考慮して、例えば手書きの黒板にチョークでイラストを添えて表示するのも同じような効果が期待できます。
手抜きで店内で使用しているメニューをそのまま外に出しているお店もありますが、これはほとんど効果がありません、むしろ逆効果になることもあります。
その逆効果とは、せっかく入店しようと来たのに入口で先に来た人がメニューを眺めていてその場に留まっていたら後から来た人が入りづらくなります。
成功するビジネスとは、全てが人間の行動思考をよく理解して施策を行うことが肝要です。
ブログでは触りの部分しかお話しできません、本当に成功する飲食店にしたいと思うのであれば、どうぞ遠慮なくお声がけください。
最初から料金は頂きません、納得する改善方法を見出してもらい結果が出た時に謝金を考えてただければ幸いです。