インド料理に「アルジラ」というポテト料理があります。
アルはジャガイモでジラはクミンというスパイス、つまり油でローストしたクミンを蒸し焼きにしたジャガイモに絡めたスパイシーな料理です。
その独特な香りはスパイス好きな人には堪らない逸品ですが、日本人には苦手な人も多いのも確かで、誰もが好んで食べる料理とは言えないものです。
そこで日本人の舌にも合うように、クミンをトウガラシ・サンショウ・オレガノに変えて塩を少々加えて炒めてみたら、ピリ辛のポテトの味がしっかり楽しめるハーブスパイシーローストポテトが出来上がりました。
これをインド料理のお店でメニュー化したら、ビールのおつまみに多くのお客様が注文してくれるようになり今では定番メニューになっています。
舌が痺れるような激辛バージョンも好まれ、その名も「バクダンポテト」、私が命名いたしました。
ジャガイモは軽く茹でてからキャノーラオイルで炒めながら塩とスパイス類を加えます、ここでオイルをオリーブオイルにトウガラシを黒コショウに変えるとイタリアン風味にもなります。
ジャガイモのカットとオイル・スパイスを変えるとどのようなカテゴリの飲食店にも合わせることができます。

「生野菜はどうも苦手で・・・」という高齢者や男性向けに考えたメニューで、その名も「ロースト野菜のバーニャカウダ」です。
ちなみに、「バーニャカウダ」とはアンチョビソースのことです。
生野菜を軽くステーキ用の鉄板で焙って半生状態にして、生野菜が苦手な人向けに味をまろやかにして消化吸収を助けています。
野菜独特のエグ味を消し本来の甘みも増し、ナス・ズッキーニ・パプリカ・グリーンアスパラ・カブ・コリンキーなどにはぴったりの野菜料理、しかも中はシャキッとしていて非常に美味しいのです。
身体を冷やしてしまう生野菜も、熱を少し加えるだけで生で食べても身体を冷やしません。
寒い冬にも生野菜をバリバリ食べたいニーズにも応えて、ソースも思考を凝らして専用ソースを考えました。
味変として、オリーブオイルと岩塩だけでもさっぱりとして大変美味しいです!

「ファザード」とは飲食店舗などの入口周辺を意味する言葉で、飲食店舗コンサルティングでは最も重要視するポイントです。
店内やメニューは充実しているのに入客数が伸びない飲食店や、理想とする客層に恵まれない飲食店の多くはこのファザード戦略に問題があります。
ファザードでの間違った施策の一つにメニュー表示があります、お店で出すメニューの内容や価格を事前に知らせることで入店前にある程度の合意を互いに行えるので、メニュー表示は重要なファザード戦略の一つです。
ここで、メニュー表示など何も行っていないのは例えば「会員制」を謳うようなお店は別にして入客数に悩んでも致し方ありません。
まずは、自身がどのようなお店なら入りやすいか、そして行きたくなるかを思考していただきたいと思います、自身の拘りや思い込みだけで飲食店が成功することなど皆無です。
飲食店はお客様への飲食サービスです、自身の拘りが最優先ならそれはビジネスではありません。
さて、メニュー表示で最も効果が高いのが「お奨め」や「本日の定食」など、自信のあるメニューを写真付きで解りやすく表示することです。
レストランなどでは外観のトータルバランスも考慮して、例えば手書きの黒板にチョークでイラストを添えて表示するのも同じような効果が期待できます。
手抜きで店内で使用しているメニューをそのまま外に出しているお店もありますが、これはほとんど効果がありません、むしろ逆効果になることもあります。
その逆効果とは、せっかく入店しようと来たのに入口で先に来た人がメニューを眺めていてその場に留まっていたら後から来た人が入りづらくなります。
成功するビジネスとは、全てが人間の行動思考をよく理解して施策を行うことが肝要です。
ブログでは触りの部分しかお話しできません、本当に成功する飲食店にしたいと思うのであれば、どうぞ遠慮なくお声がけください。
最初から料金は頂きません、納得する改善方法を見出してもらい結果が出た時に謝金を考えてただければ幸いです。
3分程の調理時間で本格的なイタリアンが楽しめるメニューとして、タンポポジェノベーゼを使用した一品をご紹介。
食用タンポポを大量に収穫し、利用法に困っていたとき思い付いたのがバジルの代わりにタンポポの葉を使ってジェノベーゼソースを作ってしまうというもの。
これは大当たりました、オイルシールドして冷蔵庫に保管すれば半年以上も持つ事が解りました。
尚、タンポポでジェノベーゼを作る際に入れるナッツはローストしたクルミが風味が合うのでお奨めです!

このタンポポジェノベーゼを鶏肉と赤・緑パプリカをニンニクを加えたオリーブオイルで炒めながら塩と共に加えるだけ、肉に火が通れば出来あがり。
黄色ではなく緑パプリカを使用したのは、写真を見て解る人は解ると思いますがイタリアの国旗であるイタリアン・トリコロールにしたいからです。
何と4人前の量でわずか2分ちょっとで調理できました。
料理は既成概念を壊すことから進化します、常識やルールに拘っていたら新しきものは何も生みません。

「ファザード」とは飲食店舗などの入口周辺を意味する言葉で、飲食店舗コンサルティングでは最も重要視するポイントです。
店内やメニューは充実しているのに入客数が伸びない飲食店や、理想とする客層に恵まれない飲食店の多くはこのファザード戦略に問題があります。
さて、多くの飲食店オーナーのファザード施策で誤った方法の一つに観葉植物や鉢植えの生花があります。
お店の入口にこういった観葉植物や鉢植えの生花を置くことは悪い事ではありませんが、方法や管理を誤ると逆効果となります。
まず観葉植物は毎日のように手入れをして欲しいのです、埃が被ったものや枯れた葉などは観る人が見ると嫌な気持ちになります、店内も掃除が行きとどいていないのだろうと思ってしまうからです。
また、鉢植えの生花も同じ事ですが、特に季節感を出してほしいのです。
いつまでもクリスマスの時の鉢植えの出しっぱなしや、夏にしぼんだ春の生花を出しておくのはご法度ものだということは言うまでもありません。
また多すぎても駄目です、特に通れないほど枝が張った観葉植物は邪魔以外の何物でもありません。
そもそも植物を入口に置くのはどんな意味を持たせているのか理解していないオーナーが多いです、他店がやっているからそういうものだと思っているオーナーが多いのには驚かされます。
私は実際にコンサルティングで一旦全部廃棄させた事があります、まず何も置かない状態の入口周辺の雰囲気を確認する為です。
そして、スポット的にお店のコンセプトに合った観葉植物を置きます、店の中と外がマッチしていなくては意味が無いのです。
入口に置く植物はお店の中を表示する一つのサインです、ここをしっかりと考えてファザード戦略を立ててほしいものです。
ブログでは触りの部分しかお話しできません、本当に成功する飲食店にしたいと思うのであれば、どうぞ遠慮なくお声がけください。
最初から料金は頂きません、納得する改善方法を見出してもらい結果が出た時に謝金を考えてただければ幸いです。