国債とは、国が証券発行という形で資金調達する借入金のことです。
国債に限らず債権は、償還期限と利率が予め定められており、購入者は定められた償還期限に元金と共に利息を受け取ることができるものです。
5年物、10年物など償還期限や受取利息などが異なる債権が多数存在しており、証券会社で購入することができます。
国が発行する債券ですので、基本的には償還期限において元本割れはありませんが、ゲインは極めて低いのが特徴です。
個人での小額での運用ではメリットが少なく、1億を超えるような資産を安全に増やす時などには有益に機能するものです。
金融機関はじめ、大幅利益が出た際などに企業が購入し損失が出た期の補填に使用されたりする例が多いです。
公開鍵/秘密鍵とは、ブロックチェーンで取引に使われる口座番号やパスワードのような代物です。
公開鍵は、誰でもが見る事ができる認証鍵で、送金などで相手を特定する目的で使われる口座番号と考えればよいでしょう。
また、過去の取引履歴も公開鍵を使って追う事が可能です。
対して、秘密鍵は本人だけしか知らない認証鍵であり、口座の暗証番号と考えればよいでしょう。
ブロックチェーンを使った取引には、公開鍵と秘密鍵をそれぞれ暗号化し使用しています。
FXとは、「Foreign Exchange」の頭文字を取って作られた造語であり日本特有の言葉です。
外国通貨と日本円との売買において生まれる為替差益を狙った一つの投資で、「外国為替証拠金取引」のことを指しています。
証拠金取引とは信用取引ともいい、例えば100万円を証拠金として預け入れると1000万円までの売買ができるというものです。
本来「外国為替証拠金取引」は、金融機関の資産運用方式ですが、近年これを個人レベルでも行えるようなアプリケーションが誕生し話題になりました。
高利益を生む半面、極めてリスクが高いため「金融ギャンブル」だと警鐘を鳴らす人もいます。
トークンとは、ブロックチェーンで用いられる専用の単語ではなく、広く一般的に使われる英単語です。
その英単語そのものの意味は「代用品」、「代替品」、「記念品」などという意味で使われ、またIT業界においては昔からプログラムソース上の命令やデータなどの最小単位を指しています。
さて、ではブロックチェーンでよく聞かれるトークンとは何を示しているのかと言うと、それはビットコインやイーサーコイン(イーサリアム)と交換できる媒体という意味において使われます。
具体的に言うと、新しい仮想通貨を発行してICOによって資金を得ようとした際に、ビットコインやイーサーコインと交換可能なデジタル媒体を意味しています。
簡単に言えば、「新しい仮想通貨の卵」と考えれば解りやすいかもしれません。
公募株とは、上場直前の会社が上場前に株主数を増やす目的と、資金力を上場前に得ておくという施策の元に監事証券会社に委託して行う株式販売方法です。
この場合は、第三者割当増資のような募集人数に制限が無く、公募用に新規発行される株式が残っていれば買う事ができます。
しかし、証券会社が優先するのはお得意先のお客様です、つまり長期間取引口座を持ち、3000万円以上の信用取引残額を持っている人などに声をかけるのが通例となっています。
第三者割当増資に比べてゲインは少ないのですが、統計的には短期間に確実に利益が取れるということで人気があります。