IPO(Initial Public Offering)とは、株式公開の事で証券取引所において、自社の株式を一般に売買してもらえる状態にすることにより資金調達することを言います。
一般的には、証券取引所で売買可能とすることで、上場とも言われています。
株式会社では、公開前は限られた人にしか自社株式を購入してもらう事ができませんが、IPO後は一般の人にも自由に購入してもらう事が可能となります。
IPOするには、財務体質や将来に渡る利益構造など厳格な審査基準が設けられており、誰でもが簡単にIPOできるものではありません。

レバレッジとは、レバレッジ効果もしくはレバレッジ取引を指し、「レバレッジ(てこ)」の法則のように少ない資金で大きなリターンが期待できる効果や取引をいいます。
金融商品としては、株式信用取引や先物取引、オプション取引、外国為替証拠金取引、商品先物取引、CFD取引などが存在します。
これらは、一定額の保証金を預け入れて、その数倍から数十倍の取引を行う事ができます、したがってリターンは大きいのですが損失も大きくなり、ハイリスクハイリターンの代表格でもあります。
その金融商品に関して熟知した人が行う事で大きな利益を出せる一方で、経験不足の人による大きな損失もまた社会問題になった時期もあります。
今後は、仮想通貨に関するレバレッジ取引も盛んになると思われます。
なでしこ銘柄とは、経済産業省と東京証券取引所とが連携した「女性活用」を推進している企業のリストをいいます。
2012年から公開されており、「女性が働きやすい環境」や「女性の採用」など、女性を積極的に活躍推進を行っている上場企業を選定しています。
具体的には、「女性のキャリア育成」と「家庭と仕事を両立する為の支援」をスコアリングして決定されます。
投資という観点で見ると、直接的に事業に関りのないこういった取り組みを行う企業は「余裕が有る」という判断となります。
永久資産とは、どのように使っても価値が下がらず永久的に使用する事ができる資産をいいます。
具体的には土地がそれに当たります。
土地は、保有した瞬間に資産価値が生まれ、その上にどのような構造物を建てようが、価格の変動こそ有れ資産としての価値は一定です。
土地を不動産と呼ぶのは、こういった理由からです。
対して、永久資産に間違われやすいのが金やプラチナなどの貴金属類です。
これらは加工はできても使う事ができないために、永久資産とはみなされません。
土地を所有できない中国の富裕層が、海外で土地を取得する一つの理由は永久資産を得る為です。
ファンドの世界でも、リスクヘッジの目的で資金の一部を土地に投資する例が見られます。

億り人(おくりびと)とは、金融資産1億円以上の人を指していう俗語の一つで、株投資の世界で使われ出しました。
近年では、仮想通貨で1億円以上の大儲けした人を指して特に使われるようになりました。
ちなみに、ビットコインなどの仮想通貨保有者の購入から売却の時期などによる追跡調査によれば、仮想通貨での億り人数No.1は日本人だとされています。
また、最近ではASEAN諸国においての億り人が、急激に増加しています。
尚、現在この「億り人」という言葉自体が死語(誰も使わなくなった)になりつつあります。