草コインとは、アルトコインの中でも誰にも評価されずに低位のまま長期間放置されているような仮想通貨を言います。
例えば、上場直後には数万円していた仮想通貨が暴落し数円で長期間放置されている仮想通貨などです。
株式で言えば、上場廃止が決まって保有者が投げ売りをかけ数円で取引されているような状況です。
しかし、株式の場合も良くあることですが、こういった仮想通貨が突如として高騰に転じる事もあります。
潤沢な資金を持つ仮想通貨投資家の中には、こういった草コインだけを大量に購入し一山当てる人も少なくありません。
しかし、かなりリスキーであり仮想通貨に詳しく相場感覚が鋭くないと成功しません。
尚、現在この「草コイン」という言葉自体が死語(誰も使わなくなった)になりつつあります。
アルトコインとは、ビットコイン以外の仮想通貨の総称であり、固有の仮想通貨を指す言葉ではありません。
ちなみに「アルトコイン」という発音は日本だけで、英語で話す時には「オルトコイン」と発音しないと通じませんから注意を要します。
ビットコインは、現在全ての取引されているコインと交換できます、その意味では法定通貨での基軸通貨と同様の扱いとなっています。
つまり、「ビットコインと取引所において交換可能なその他のコインをアルトコインという総称で呼ばれている」、と覚えるとよいでしょう。
イナゴとは、仮想通貨市場において急騰したコインに一斉に飛び付く個人投資家を指して言います。
株式市場における「提灯(ちょうちん)」と、ほぼ同様の意味と捉えてもよいでしょう。
イナゴも提灯も同様に、この状況になると急騰した銘柄は一転急落します。
こういった現象から、「餌に飛び付き食い荒らす」と意味で「イナゴ」と言われるようになりました。
仮想通貨市場も株式市場も、一旦急騰した後の暴落を観て買いのタイミングを見極めるのが機関投資家なのです。
尚、現在この「イナゴ」という言葉自体が死語(誰も使わなくなった)になりつつあります。
FUDとは、不安(Fear)・不確実(Uncertainty)・不信(Doubt)の頭文字を取ったもので、仮想通貨のネガティブ性を表す時に使われます。
発祥は不明ですが、新たな仮想通貨の情報などで自称仮想通貨アナリストなどのレポートブログなどで使用されるようになりました。
仮想通貨そのものを指して言うのが基本ですが、そのプロジェクトや推進者を指して言う場合もあります。
このFUDが多用される記述が多い仮想通貨(ブロックチェーン)は、要注意と意識すればよいでしょう。
エスクローとは、商取引の際に信頼できる第三者を仲介させて取引の正当性を担保させる第三者貯宅をいいます。
発祥は、1947年のアメリカで不動産取引を公正に行う為に考案されたものです。
ビットコインは、このエスクローをブロックチェーンを用いて当事者同士で行うも第三者が仲介をせずに成立させる事を実現したのです(P2P取引)。
この仕組みは当事者のマルチシグ(複数署名)と、コンセンサス(合意)という仕組みを用いて実現させました。