2023年6月19日 07:00
ITサービスは全てが目に見えないテクノロジーで構成されています、したがってテクノロジーを表示し動作状態を人間に教えてくれるUI(ユーザーインターフェース)の善し悪しが極めて重要項目になります。
UIとはコンピューターと人間との翻訳機と解釈すると解りやすいでしょう、つまり翻訳機の性能如何によって優れたテクノロジーも埋もれてしまうことすらあるのです。
売れるITサービスはコア技術よりもUIが優れていると言っても過言ではありません、それほど重要な存在なのです。
ITベンチャーの多くはこれに気付いていません、コア技術だけで評価してもらえると大きな勘違いをしているのです、だから評価もされずに売れないのです。
UIを侮っていては優れたコア技術も絵に描いた餅と同じです、では優れたUIを構築するにはどのようにしたら良いのでしょうか?
その答えは極めて簡単です、「そのアプリケーションを使うのは誰ですか?」、これが答えです。
優れた技術も使うのはあくまでも人間です、であれば使いやすくなければ誰も買わないのは至極当然だということです。
ユーザーにITを意識させては敬遠されます、パソコンの向こう側には機械ではなく人間がいる、そう思わせるような人間の温もりを感じさせるUIが望まれるのです。