デジタルの館

２０２２年２月８日はブロックチェーンに新たな歴史が刻まれた日になりました、それはゲーム専用ブロックチェーン「Oasys」プロジェクトの発足が発表されたのです。

「Oasys」プロジェクトは、バンダイナムコやセガといったゲーム機業界を代表するような企業の研究機関が関っています。

「Oasys」の目標は、誰もが手軽にブロックチェーンを使ったゲームアプリケーションを開発できることにあります、またイーサリアムベースであるにも関わらずトランザクションの生成にＧＡＳ（手数料）がかからなくするという仕組みも導入されています。

これまで多くの新技術の歴史において、市民権を得る指標とされているのがゲーム機業界が採用するかどうかというものが暗黙の了解のように存在しています。

コンピュータゲームは多くの技術の普及に寄与してきました、その爆発力は何と言っても市場の大きさにあります。

今後、「Oasys」がどのような話題を振り撒いて行くのか注目して行きたいと思います。

そして、私はいち早くブロックチェーン技術の優位性に気付き、日本ではどのベンチャー企業も参入していなかった新技術分野に２０１６年に研究を開始し、２０１８年には日本初という実用的な産業向けオリジナルブロックチェーンを創出させました。

この判断が正しかったのか否か、大手企業が参入してきた現在、既に問われるまでも無いでしょう。