2024年5月23日 08:00
たんぽぽ普及協会の会計母体「株式会社ファンシーフーズ」では、たんぽぽ普及協会と共に食用タンポポ普及活動を通じて「食と健康」について日々研究と実証を行っています。
その中で、特に力を入れて行きたい分野が「皮膚疾患」分野です。
その皮膚疾患をいろいろ研究中ですが、皮膚疾患を患っている人は「低体温」の人が多いという報告を見つけました。
皮膚疾患を患っている人は身体の表面体温こそ通常もしくは若干高めなのだそうですが身体内の体温は逆に通常よりも低いのだそうです。
体温が低いと四季を通じて常温の人よりも「寒く」感じる冷え症となります、また内臓の働きが著しく低下し免疫力が落ちてしまいます。
正常な人の平常体温は36.3度~36.8度、1度下がると30%以上も免疫力が低下すると言われています。
冷え症に加えて風邪を引きやすく、ちょっとした傷でも化膿します、また消化器官の働きも低下するためにアレルゲンであるタンパク質成分をしっかりと分解する事ができません。
この未消化のたんぱく質が身体を回り、毒素だとして過剰反応を引き起こします、これが「アトピー性皮膚炎」の原因の一つになります。
また「低体温症」の人は体内脂肪を付けやすく、体内脂肪から発生するホルモンである約20種の「アディポサイトカイン」が血栓を作ったりして血の流れを悪くさせ、更に身体を冷やしてしまいます。
したがって、「アトピー性皮膚炎」を治療する前に「低体温症」をまずは克服しなければ、薬で一時的に収まるもののすぐに発祥という悪循環を起こす事になるのです。
体温を上げるには、一つは脂肪燃焼を行う筋肉を増やすこと、そして筋肉を増やし脂肪燃焼を促す食事が最も重要になります。
筋肉を増加させる最も負担の無い方法はよく歩くことです、筋トレやストレッチなど行う必要もないのです。
私は過去スポーツジムの会員登録をして通い出しましたが、スポーツジムで時間を取られるということがストレスに感じるようになり1ヶ月も続きませんでした、やはり無理な事は続かないのです。
通常より少し早めの歩き方で1日20~30分歩けば筋肉が衰えることなく脂肪燃焼を促し体温が一時的に上昇します、これを数ヶ月間繰り返し行うことで通常でも体温が下がらずに安定してきます。
外出などでは1駅前で降りて歩く、朝散歩するなど日常で歩く工夫を行う事が重要です。
ちなみに私は、通勤に8年前から徒歩です、出勤は早めに歩いて約20分、帰りは遠回りして30分歩くようにしています、これを行うようになってからちょっとした動作でも汗をかくまでに体温を上昇させるのに成功いたしました。
次回は、「低体温症」克服のための食事についてお話しします。