2024年7月20日 11:00
美味しい山菜や野草が採れる季節には、旬な物を食べてデトックスや健康維持に努めましょう。
野草といえば、イタリアンで最近よく使われるルッコラ。
じつはこの野菜は栽培されるようになったのはほんのわずか20年程前、それまでは野に自生していた野草なのです。
ルッコラは和名でキバナスズシロ、つまりダイコンの一種でダイコンほど根は大きくならないため、生で味わえば確かに大根の味がかすかにします。
さて、そんなことをきっかけに日本でも食用に適す野草はあるのかと調べてみたら、恐ろしいほどの種類があるので驚きました。
結論的には、「毒性が無ければ味は別にしてほとんどの野草は食べられる」ことが解りました。
ただしヨモギやセリなどとそっくりな強毒性を持つ野草も多く、また食べることはできてもシュウ酸を多量に含む野草も多いため、野草を自身で採って食べるのは熟知してからにしてほしいと思います。
フランスでは何十年も前からサラダによくタンポポが使われていたと言います。
タンポポも、ダイコンやルッコラ、さらにはおなじみのキャベツや白菜の仲間なのです。
タンポポはちょっと苦味がありますがフレンチドレッシングとの相性は抜群で、飽きがこない味。
日本でも明治の初期まで飢餓防止でタンポポの栽培を推奨されていたという記録があります、どうりで日本中どこに行ってもタンポポが自生しています。
花から根まですべて食べることができる栄養満点の万能野草、なぜ食されなくなったのでしょうか?
韓国にはヤチェ(野草)と銘打った店があります。
これは旬な天然山菜や野草を1年中食べられる店、
日本でも何時も目にしている野草が夏場だと何十種類も出てきます。
これらの野草をベースに半熟卵やカルビ焼きと混ぜて食べるビビンバは美味!
日本でも、栄養満点の野草が食べられるこんな店が誕生してほしいです!
タンポポの成分は、まさに生薬そのものです。
皮膚につけることで消炎効果、抗菌作用があり、
天然のステロイドでもあるフィトケミカルによる皮膚疾患への効果も期待できます。
美肌、美髪には欠かせない驚異的なパワーの秘められた生薬なのです。
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