2025年3月20日 08:00
2005年ごろから急速に、カセットテープやレコードなどのアナログソースが復活してきているようです。
私もレコードを現在でも1000枚以上コレクションとしてストックしているので、レコードプレーヤーを復活でき嬉しい限りです。
レコードプレーヤーのピックアップ、つまりカートリッジの替え針が無くなったらどうしようとか、カートリッジそのものが壊れたらどうしようなどと心配していたのですがひと安心しています。
私は、レコードプレーヤーは2台所有していまして、そのうち1台はハイエンド物でターンテーブルしか付いておらず、アーム、カートリッジと全て好みの物を単品で購入して組み上げるスタイルになっています。
ですので、カートリッジは幾つも持っているのですが、これが面白いように機種によって音が異なるのです。
単品のカートリッジは安い物でも数万円しますので、コレクションするとあっという間にアンプ以上にお金が飛んでいきます。
そんな音が一変するカートリッジですが、もう一つ音が劇的に変化するものがあります。
それは、カートリッジが拾った信号を人間の耳に聞こえる周波数帯域に変換する為の装置で、イコライザーと呼ばれているものです。
レコードとはプラスチックに音声信号を掘って刻みます、したがって刻みやすくするために信号に変調をかけているのです。
イコライザーは、この変調された信号を元の信号に復調する機械と言う事になります。
CDなどの音質を決めるDAC(デジタル・アナログ・コンバーター)と位置付けはまったく同じだと考えても間違いではありません。
こうしたイコライザーも単品で作られており、最高級品になるとイコライザーだけで200万円という超高級品も存在しています。
何れにしてもレコードを聴く音質は、カートリッジとアンプ内のイコライザーによって最終的な音が決まってしまうという事を覚えておくと良いでしょう。
CD以上に、アンプによって音が変化するのがレコードだという事です。