2024年10月21日 08:00
ホームシアター歴6年目にして、実に4代目となるAVアンプのサンスイAU-V7500G(1991年発売、定価9万円)です。
1985年に始まった私のホームシアター歴の初代がデノンAVC-500(1985年)、2代目がサンスイAU-V7000(1990年)、その後同じ年にデノンAVC-1000、そしてその1年後にまたサンスイの本機と入れ変わります。
本機AU-V7500GはAU-V7000譲りのAVアンプとは思えない愉音を醸し出すアンプで6年間も愛用したほど強烈に記憶に残るAVアンプの一つです。
サンスイ AU-V7500G
外見はサンスイのAVアンプ初号機のAU-V7000と同じです、機能も全く同じです。
そして最大の特徴はリモコン無しで簡単操作できる点も同じで、AU-V7000を愛用していたのでマニュアル無しですべての操作が行えました。
本機AU-V7500Gはシャンパンゴールド色で、ブラック色のAU-V7500Bがあります、AU-V7000がブラック1色だったのでサンスイ2世代目はシャンパンゴールドにしたのですが、これが正解でした。
というのも、ピュアオーディオの音質をそのままにAVアンプ化を目指した製品で2Chオーディオモードでも充分すぎるほど使用可能で、その場合シャンパンゴールドの方がCDプレーヤーなどのカラーを合わせやすいのです。
音質は、AU-V7000とほぼ同じで濃厚な音質です、まさにサンスイの骨太なサウンドがここにあります。
今現在聴いてもまったく古さを感じません、むしろ元気いっぱいの明るい音色が蘇って嬉しくなります。
音質的にはAU-V7000よりも厚みが増した感があるのですが価格が1万円安いのです、オプションのサイドウッドが1.2万円、なるほどAU-V7000はサイドウッドが標準なので価格の差はここなのかもしれません。
スペック的にも音質的にもAU-V7000と大きな違いを見出せません、ただサイドウッドが無いのに重量が重くなっているのでおそらくトランスや電解コンデンサなどの電源回路の変更や出力段のマイナーチューニングが施されたものと思います。