最新エントリークラスのプリメインアンプの実力のほどは?-2~ケンブリッジオーディオ AM5
2024年8月30日 08:00
最新のエントリークラスのプリメインアンプの実力を調べる為に購入した、話題のケンブリッジオーディオAM-5(2018年発売、2万円)です。
CDプレーヤーや各種のスピーカーを繋いで実力を確認しました。
ケンブリッジオーディオ AM5(下)
TOPAZ 5(トパーズ 5)コンビのCDプレーヤーCD5(上)とセットで購入
先ずはデザインですが、流石ヨーロッパのオーディオメーカーらしく薄型のデザインで美しいです。
回路はシンプルそのもので、出力を25Wに抑え余計な回路を外してラインアンプという構成にすることで大幅なコストパフォーマンスを実現しています。
この価格は日本総販売代理店誕生記念で実現したもので、限定販売ですから買える時に買っておくべきかもしれません。
音質は、極めて明るい音色でシャープさもありますからジャズやロックを聴く人にとっては手軽な1台になると思います。
CDプレーヤーのCD-5と合わせるとこの傾向がより鮮明になります。
中高音域が特に綺麗です、それでいて低音域も伸びており、とてもこの価格のプリメインアンプとは思えないハイコストパフォーマンスな組み合わせです。
小型ブックシェルフも余裕で鳴らし、最大出力25Wでもまったく不足感を感じません。
BGM用やサブシステムとしては最適な1台。
オンキョーの小型ブックシェルフD-212EXやダイヤトーンのDS-200ZXなど、6万円以上の小型ブックシェルフスピーカーを繋ぐとミドルクラスのプリメインかと思う様な愉音を発します。
これは各賞を受賞するだけの価値があります、将来必ずプレミアムが付くアンプだと思います。