エントリークラスのCDプレーヤーの実力のほどは?-5~デノン DCD-F109
2024年4月11日 08:00
デノンのベストセラーなミニコンポーネントシステム、D-F109シリーズのCDプレーヤーDCD-F109(2012年発売、3.6万円)です。
デノン DCD-F109
DCD-755REの横幅をハーフサイズにしたようなデザインで、デザイン性もさることながら音質の評価も高いハイコストパフォーマンス機です。
私の購入品は2015年製で、かなり長い期間製造発売されていたようで単品でも2018年当時新品でオーディオショップのネットモールにて購入できました。
また、このDCD-F109もDCD-755RE同様にロングセラーで、製造終了の現在でも中古市場で50%(程度によって価格が異なる)の価格を堅持し人気の高い逸品です。
音質はナチュラルなどっちかというとマイルド系で打ち込み系のソースも耳障りなく聴き込めます。
低音域もいい感じに締まっています、高音域が少しシャープさに欠けたような優しい音色でデノンの特徴的な音をちょっとソフトにしたような感じですが価格を考慮すれば文句なしです。
こういう音って意外とジャズやロックを大音量で聴いていても疲れなくて良いです、ワーキングBGMでは最高のパフォーマンスを出してくれるでしょう。
大きさも手ごろでPCデスクトップオーディオには持って来いの製品だと思います。
尚、フロントにUSBコネクタがついており、USBメモリに入れた音楽データーの再生も手軽にできます。
まさに、デスクトップでの使用を前提としたようなCDプレーヤーです。
かなり個人的には気に入りました、デスクの脇に置いてみましたが違和感もなく凄くしっくりきます。
デスクの脇で長い付き合いになるような気がします。