飲食店オーナーが常に考えることは飲食に関する事だけではありません、特に飲食という空間を考えるにあたり気を使ってほしい事項に空調があります。
空調は、温度の高低だけではなく空気の流れそのものも重要で、気持よく飲食してもらうと同時にスタッフの体調管理の面でも重要です。
食事をする空間は極めて重要で、長くいると体調や精神にも影響を及ぼしてしまうのです。
前回まで空調が如何に重要かをお話ししてきました、今回は空気の流れという視点でお話ししたいと思います。
意外や店内の空気の流れということに無関心なオーナーやスタッフが多いので驚いているのですが、温度以上に重要な要素がありますので意識して欲しい事項の一つです。
空気の流れの要素の一つに匂いがあります、特にイタリアンレストランや中華レストラン、またインド料理のお店では多くのスパイスやニンニクなど香りの強い素材が多用されます。
この匂いですが、善く出ると入店動機にも繋がることも多々あるのですが、悪く出るとお客様の足を遠ざけることにも繋がります。
スパイスやニンニクの香りは素材の味を活かした料理には不向きであるばかりではなく、せっかくの料理を台無しにしてしまいます。
少なくても厨房からフロアへ空気の流れがいかないように仕切りを工夫し、換気扇が完全に機能するように工夫して欲しいと思います。
また、トイレの近くの席にトイレの匂いが回ってしまうようなレイアウトも駄目です、異臭を感じさせない工夫が肝要です。
さて、これらを解決する手軽な方法としてはサーキュレーターの設置があります。
席によって温度の差を無くす目的でも重要で、どの席がどのように空気が流れているのかを常に確認するようにしてほしいと思います。
ブログでは触りの部分しかお話しできません、本当に成功する飲食店にしたいと思うのであれば、どうぞ遠慮なくお声がけください。
最初から料金は頂きません、納得する改善方法を見出してもらい結果が出た時に謝金を考えてただければ幸いです。
飲食店オーナーが常に考えることは飲食に関する事だけではありません、特に飲食という空間を考えるにあたり気を使ってほしい事項に空調があります。
空調は、温度の高低だけではなく空気の流れそのものも重要で、気持よく飲食してもらうと同時にスタッフの体調管理の面でも重要です。
食事をする空間は極めて重要で、長くいると体調や精神にも影響を及ぼしてしまうのです。
前回では空調の重要性をお話ししました、今回は温度と食事の心理学的なお話をします。
暑い寒いによって食に関するする心理的な要素は多数存在しています、中でも基本中の基本的要素はどんな動物でも暑すぎたり寒すぎると食欲が減退するということがあります、これは内蔵自体が機能しなくなるからです。
食欲が出る環境温度は18度から25度です、これを覚えておくとよいでしょう、つまり冬は18度以下にならないように注意し、夏は25度以上にならないように注意することが肝要になります。
座る場所によったり、また個性による寒さや暑さに弱い人もいます、こういった例外的に適正温度が守れない場合の対処法ですが、冬はスポット的な赤外線ストーブ、夏は冷風機を用意しておくと対処できます。
お店のオーナーやスタッフがやってはいけないこと、それは個々のお客様の要望に素直に応えることです。
人によって適正温度が異なります、これをそれぞれに合わせていれば他のお客様には大迷惑となります。
個々のお客様の要望に応えるには、先のスポット的な機器を使ったり、席を移動してもらうなどの工夫を凝らすことです。
特に常連客の要望を聞いて他のお客様が離れてしまうという事実もあります、全てのお客様に平等に応えるようにしたいものです。
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最初から料金は頂きません、納得する改善方法を見出してもらい結果が出た時に謝金を考えてただければ幸いです。
飲食店オーナーが常に考えることは飲食に関する事だけではありません、特に飲食という空間を考えるにあたり気を使ってほしい事項に空調があります。
空調は、温度の高低だけではなく空気の流れそのものも重要で、気持よく飲食してもらうと同時にスタッフの体調管理の面でも重要です。
食事をする空間は極めて重要で、長くいると体調や精神にも影響を及ぼしてしまうのです。
まず温度に関してですが、お客様が食事をする空間、つまりフロアは当然お客様が心地良いと思う温度にしなくてはなりません。
在りがちなミスはスタッフの意識に合わせることです、フロア担当はレストランであれば1年を通して長袖のワイシャツにベストというのが一般的です、居酒屋でも清潔感から長袖が一般的です。
更に常に動きまわっていますから夏は暑く感じます、そこで冷房を強くしてしまいがちですが座って動かないお客様は寒く感じてしまいます。
冬は、この逆でスタッフに合わせるとお客様は暑く感じます。
空調の温度設定はスタッフではなくお客様に合わせる、これは常識中の常識ですが、お店を辞めてほしくないという理由でスタッフに合わせてしまうオーナーや店長は珍しくはありません。
そこでオーナーや店長が考えなくてはいけないこと、それは常にお客様に店内の温度を確認することです。
ただ、女性と男性で心地良い温度が変わるし、外から入ってきたばかりと1時間後では温度の感覚が変わってきます。
更には座る場所によっても変わります、こういった変動要素を気にしながら常に店内の温度調整を意識する、これが飲食店オーナーや店長に求められる重要な意識感覚です。
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飲食店オーナーは店内外の装飾には拘りを持っても、意外や忘れられがちな事項にBGMを店内に流す音響設備があります。
また、この音響一つで入客数に影響するのですから飲食店オーナーは広い視野で音響設備を捉えなくてはいけません。
食事をする空間は極めて重要で、まさに五感で味が変わってしまうほどなのです。
前回まで音響設備における音の話しをしてきましたが、最期に流す音源の話しをして店舗における音響に関して締めくくりたいと思います。
まず有線放送会社と契約している場合は問題ないのですが、手持ちのCDを音源として流す場合は著作権に注意して欲しいと思います。
例えば、古い録音のジャズやクラシックはほぼ著作権に触れずに著作権協会の抜き打ち検査が入っても問題ありません。
日本人アーティストの場合は、古い録音であっても著作権協会に会費を請求される可能性は高いです、この著作権の問題を真っ先に確認する事は重要です。
また流すジャンルですが、最も多いミスがオーナーや店長の趣味でジャンルを決めている場合です、基本はその店はどんな趣向のお客様に来てほしいのかを最優先でジャンルを決めてほしいと思います。
また曲調ですが、どのジャンルであってもスローなテンポの曲は聴く人をリラックスさせます、ただしつい長居してしまうことにも繋がります。
逆にハイテンポの曲は高揚させ声が大きくなったり騒がしくなったりします、しかし賑やかで明るい雰囲気を出したいのであれば効果的です。
また、食事や飲食のペースが上がり客単価が増えるという効果も期待できます、更には回転率が上がる効果もあります。
どんな雰囲気のどんなお店にしたいのか、少なくても来てほしいお客様の趣向に合わせたジャンルと曲調を選ぶようにしたいものです。
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飲食店オーナーは店内外の装飾には拘りを持っても、意外や忘れられがちな事項にBGMを店内に流す音響設備があります。
また、この音響一つで入客数に影響するのですから飲食店オーナーは広い視野で音響設備を捉えなくてはいけません。
食事をする空間は極めて重要で、まさに五感で味が変わってしまうほどなのです。
前回までスピーカーやレシーバーなどの設備における音質についてお話ししてきましたが、今回はスピーカーの設置に関してお話しします。
近年の音楽ソースは全てステレオで記録されています、ステレオとは左右2チャンネルの音源で、左右のバランスの取れた空間で聞くと立体感のある音像が得られ試聴には極めて心地良く音楽を愉しむことができます。
対して、1チャンネルのラジオなどのソーズは偏った方向からの平べったい音空間となり不自然なものとなります。
さて、ここで多くの店舗ではソースは2チャンネルであるにも関らず間違った方法で音楽を流し心地良さを越えて異和感を感じる音空間にしています。
ソースが2チャンネルで左右別々の音で、これを空間で合成させて居心地の良さを得るのがステレオ再生というものです。
ところが左右のチャンネルのスピーカーを広い店舗でバラバラなところに設置するとどうなるでしょうか?
そうです、座る場所によって片方のチャンネルの音しか聴こえません、例えばジャズであればドラムの音しか聞こえないということも起きてきます。
これを解消させるには2つの方法があります。
一つは、アンプでモノラル設定にしてどのスピーカーからも左右合成された音にするという方法です。
アンプの設定が無い場合はケーブルを加工するしかないのですが、電気に詳しい人にお願いするのがよろしいかと思います。
もう一つの方法は、あえて左右のスピーカーを中央付近にまとめて設置して空間合成によってモノラルにする方法です。
これらの方法だと、店舗のどこで聴いても同じ音で愉しむことができます。
ブログでは触りの部分しかお話しできません、本当に成功する飲食店にしたいと思うのであれば、どうぞ遠慮なくお声がけください。
最初から料金は頂きません、納得する改善方法を見出してもらい結果が出た時に謝金を考えてただければ幸いです。