私が考える理想の飲食店コンサルティングとは、「食事をする五感を擽る空間」をコンセプトに全方位から思考し最適な空間を提供することが肝要と考えています。
「美味しいものを出したい」というのは飲食店オーナーとしては当たり前のことです、お客様は食べに来るのではなく食事を楽しむために来店するのです。
「食べる」と「食事」は次元が異なる行為だと考えます、ただ食べるだけの空間ではなく食事を楽しんでもらうことが飲食サービスの本質なのです。
そこには、味覚に加えて、視覚・聴覚・嗅覚・触覚(食感)の五感を満足してもらうことが不可欠です。
私は過去自身の手で3店舗を13年間経営してきました、そして4年前に再度飲食店を経営することになりました。
過去身につけたノウハウを駆使して、これまでにない斬新なアイデアと実績で飲食店オーナー様を支援していきたいと思います。
コンサルタントは全てが結果です、実績という確かな根拠を持った経験からくるワンストップでの総合的なコンサルティングを行います。
更には、インテリアコーディネートやオーディオといった1から学ぶには時間のかかるテクニックを駆使してオーナー様に代わり理論と実績に基づいたコンサルティングを行ってまいります。
ブログでは触りの部分しかお話しできません、本当に成功する飲食店にしたいと思うのであれば、どうぞ遠慮なくお声がけください。
最初から料金は頂きません、納得する改善方法を見出してもらい結果が出た時に謝金を考えてただければ幸いです。
飲食店オーナーが常に考えることは飲食に関する事だけではありません、特に飲食という空間を考えるにあたり気を使ってほしい事項に空調があります。
空調は、温度の高低だけではなく空気の流れそのものも重要で、気持よく飲食してもらうと同時にスタッフの体調管理の面でも重要です。
食事をする空間は極めて重要で、長くいると体調や精神にも影響を及ぼしてしまうのです。
前回までに空調に関連して温度や空気の流れ、また合わせて匂いについてお話をさせていただきました。
今回は空調の最後の事項として、空気の流れを意識するにあたり盲点となるべく事項についてお話しいたします。
飲食店舗の多くでは、空調の効率化や部屋全体の温度差を無くすために昔からサーキュレーターが多用されています、また最近では政府の電気代の節約要請からそれほど暑くない日に扇風機を使うようになった店舗もあります。
ここで注意すべき事は、人は直接的に風に当たる事を嫌がるという本能についてです。
肌や髪に直接風が当たると、ゆったりと食事を愉しむ行為を妨げる心理が働き落ち着かなくなる心理があります、これをしっかりと頭に入れてお客様に直接風が当たらないように工夫して欲しいと思います。
サーキュレーターは空気を回すための機械ですから通常は天井を向けることは解っていますが、扇風機や冷扇機の場合は意外と直接当たってしまうような向きにしてしまいがちです。
壁や天井に反射して柔らかい風にして、更に間欠的に当たるように工夫していただきたいと思います。
また、室内は常に掃除して埃が舞わないようにしてほしいと思います、付けた瞬間に埃が舞うようでは飲食店としては最悪です。
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飲食店オーナーが常に考えることは飲食に関する事だけではありません、特に飲食という空間を考えるにあたり気を使ってほしい事項に空調があります。
空調は、温度の高低だけではなく空気の流れそのものも重要で、気持よく飲食してもらうと同時にスタッフの体調管理の面でも重要です。
食事をする空間は極めて重要で、長くいると体調や精神にも影響を及ぼしてしまうのです。
前回は空調に関連して空気の流れについてお話をさせていただきました、またこれと関連して匂いについて意識してほしいということをお話しいたしました。
今回は、空調で重要な項目の一つの空調そのものの匂いについてお話します。
家庭で使っているエアコンの匂いが気になることがあります、同じように店舗のエアコンも匂いを発します。
匂いは、人間の本能で常に嗅いでいる匂いは脳がキャンセルします、これは異臭を嗅ぎ分けられるようにしているからです。
したがって常に嗅いでいるスタッフは気付かないうちにお客様に嫌な思いをさせている可能性があるのです。
エアコンの主な匂いの基はカビと菌類です、多くはフィルターに溜まった埃を菌床にして発生します、またたくさんの細かなフィンが付いた放熱パイプそのものにも細かな塵が溜まり繁殖します。
この匂いは腐敗臭に近く食欲減退どころか、キナ臭い匂いはその場にもいたくなくなります。
また、ダニや虫の温床となり不衛生な状態になります。
少なくても月に一度はフィルターを掃除して、年に一度は業者に頼んで放熱パイプのクリーニングをしてもらうことをお薦めします。
店内を常に清潔にしていても、こういったところで手を抜くと思わぬトラブルに見舞われますから注意しましょう。
お客様に指摘された時点でアウトです、指摘される前に事前にトラブルを解消しておくことが肝要です。
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空調は、温度の高低だけではなく空気の流れそのものも重要で、気持よく飲食してもらうと同時にスタッフの体調管理の面でも重要です。
食事をする空間は極めて重要で、長くいると体調や精神にも影響を及ぼしてしまうのです。
前回まで空調が如何に重要かをお話ししてきました、今回は空気の流れという視点でお話ししたいと思います。
意外や店内の空気の流れということに無関心なオーナーやスタッフが多いので驚いているのですが、温度以上に重要な要素がありますので意識して欲しい事項の一つです。
空気の流れの要素の一つに匂いがあります、特にイタリアンレストランや中華レストラン、またインド料理のお店では多くのスパイスやニンニクなど香りの強い素材が多用されます。
この匂いですが、善く出ると入店動機にも繋がることも多々あるのですが、悪く出るとお客様の足を遠ざけることにも繋がります。
スパイスやニンニクの香りは素材の味を活かした料理には不向きであるばかりではなく、せっかくの料理を台無しにしてしまいます。
少なくても厨房からフロアへ空気の流れがいかないように仕切りを工夫し、換気扇が完全に機能するように工夫して欲しいと思います。
また、トイレの近くの席にトイレの匂いが回ってしまうようなレイアウトも駄目です、異臭を感じさせない工夫が肝要です。
さて、これらを解決する手軽な方法としてはサーキュレーターの設置があります。
席によって温度の差を無くす目的でも重要で、どの席がどのように空気が流れているのかを常に確認するようにしてほしいと思います。
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空調は、温度の高低だけではなく空気の流れそのものも重要で、気持よく飲食してもらうと同時にスタッフの体調管理の面でも重要です。
食事をする空間は極めて重要で、長くいると体調や精神にも影響を及ぼしてしまうのです。
前回では空調の重要性をお話ししました、今回は温度と食事の心理学的なお話をします。
暑い寒いによって食に関するする心理的な要素は多数存在しています、中でも基本中の基本的要素はどんな動物でも暑すぎたり寒すぎると食欲が減退するということがあります、これは内蔵自体が機能しなくなるからです。
食欲が出る環境温度は18度から25度です、これを覚えておくとよいでしょう、つまり冬は18度以下にならないように注意し、夏は25度以上にならないように注意することが肝要になります。
座る場所によったり、また個性による寒さや暑さに弱い人もいます、こういった例外的に適正温度が守れない場合の対処法ですが、冬はスポット的な赤外線ストーブ、夏は冷風機を用意しておくと対処できます。
お店のオーナーやスタッフがやってはいけないこと、それは個々のお客様の要望に素直に応えることです。
人によって適正温度が異なります、これをそれぞれに合わせていれば他のお客様には大迷惑となります。
個々のお客様の要望に応えるには、先のスポット的な機器を使ったり、席を移動してもらうなどの工夫を凝らすことです。
特に常連客の要望を聞いて他のお客様が離れてしまうという事実もあります、全てのお客様に平等に応えるようにしたいものです。
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