2024年10月 7日 09:00
飲食店オーナーが常に考えることは飲食に関する事だけではありません、特に飲食という空間を考えるにあたり気を使ってほしい事項に空調があります。
空調は、温度の高低だけではなく空気の流れそのものも重要で、気持よく飲食してもらうと同時にスタッフの体調管理の面でも重要です。
食事をする空間は極めて重要で、長くいると体調や精神にも影響を及ぼしてしまうのです。
前回までに空調に関連して温度や空気の流れ、また合わせて匂いについてお話をさせていただきました。
今回は空調の最後の事項として、空気の流れを意識するにあたり盲点となるべく事項についてお話しいたします。
飲食店舗の多くでは、空調の効率化や部屋全体の温度差を無くすために昔からサーキュレーターが多用されています、また最近では政府の電気代の節約要請からそれほど暑くない日に扇風機を使うようになった店舗もあります。
ここで注意すべき事は、人は直接的に風に当たる事を嫌がるという本能についてです。
肌や髪に直接風が当たると、ゆったりと食事を愉しむ行為を妨げる心理が働き落ち着かなくなる心理があります、これをしっかりと頭に入れてお客様に直接風が当たらないように工夫して欲しいと思います。
サーキュレーターは空気を回すための機械ですから通常は天井を向けることは解っていますが、扇風機や冷扇機の場合は意外と直接当たってしまうような向きにしてしまいがちです。
壁や天井に反射して柔らかい風にして、更に間欠的に当たるように工夫していただきたいと思います。
また、室内は常に掃除して埃が舞わないようにしてほしいと思います、付けた瞬間に埃が舞うようでは飲食店としては最悪です。
ブログでは触りの部分しかお話しできません、本当に成功する飲食店にしたいと思うのであれば、どうぞ遠慮なくお声がけください。
最初から料金は頂きません、納得する改善方法を見出してもらい結果が出た時に謝金を考えてただければ幸いです。