2024年9月30日 09:00
飲食店オーナーが常に考えることは飲食に関する事だけではありません、特に飲食という空間を考えるにあたり気を使ってほしい事項に空調があります。
空調は、温度の高低だけではなく空気の流れそのものも重要で、気持よく飲食してもらうと同時にスタッフの体調管理の面でも重要です。
食事をする空間は極めて重要で、長くいると体調や精神にも影響を及ぼしてしまうのです。
前回は空調に関連して空気の流れについてお話をさせていただきました、またこれと関連して匂いについて意識してほしいということをお話しいたしました。
今回は、空調で重要な項目の一つの空調そのものの匂いについてお話します。
家庭で使っているエアコンの匂いが気になることがあります、同じように店舗のエアコンも匂いを発します。
匂いは、人間の本能で常に嗅いでいる匂いは脳がキャンセルします、これは異臭を嗅ぎ分けられるようにしているからです。
したがって常に嗅いでいるスタッフは気付かないうちにお客様に嫌な思いをさせている可能性があるのです。
エアコンの主な匂いの基はカビと菌類です、多くはフィルターに溜まった埃を菌床にして発生します、またたくさんの細かなフィンが付いた放熱パイプそのものにも細かな塵が溜まり繁殖します。
この匂いは腐敗臭に近く食欲減退どころか、キナ臭い匂いはその場にもいたくなくなります。
また、ダニや虫の温床となり不衛生な状態になります。
少なくても月に一度はフィルターを掃除して、年に一度は業者に頼んで放熱パイプのクリーニングをしてもらうことをお薦めします。
店内を常に清潔にしていても、こういったところで手を抜くと思わぬトラブルに見舞われますから注意しましょう。
お客様に指摘された時点でアウトです、指摘される前に事前にトラブルを解消しておくことが肝要です。
ブログでは触りの部分しかお話しできません、本当に成功する飲食店にしたいと思うのであれば、どうぞ遠慮なくお声がけください。
最初から料金は頂きません、納得する改善方法を見出してもらい結果が出た時に謝金を考えてただければ幸いです。