2024年9月24日 08:00
身体のあちらこちらのリンパ腺が腫れて歩けないほどになった事があります、その時に医師から野菜を多く摂ることで免疫力を高められるとのアドバイスをもらいました。
そこで野菜嫌いの私は、野菜摂取の為にミキサーを買い野菜ジュースで対応する事にしました。
さて、野菜ジュースのレシピをネットで調べて作ってみたのですが、リンゴジュース+レモンで割ると葉野菜や根菜などほとんどの野菜と合う事が解りました。
意外に美味しかったのはカブとクレソン、カブは葉も入れてリンゴジュース+レモンで割ると何か梨のような味と食感で美味いのです、クレソンはトマト+パルメザンチーズを加えるとイタリアン料理のカプレーゼのような味になります。
自分流の野菜ジュースの数々は、カクテルレシピみたいに野菜ジュースレシピ本が出版できそうなまでに増えました。
さて、本題の酵素の話しです。
酵素は多くの人が菌の一種と勘違いしているようですが、これは一種のアミノ酸で正確には消化酵素を指しています。
酵素は野菜やフルーツに多く含まれており、フルーツは完熟をそのままにしておくと酵素により醗酵し、木に付いた状態でグルコースやアルコールに変わってしまう例もあります。
こういった事実などから、酵母や麹などとごっちゃになり菌の一種と思われているのかもしれません。
タンパク質やでんぷんは身体で酵素によって消化されます、実は動物の身体には多くの酵素が存在しています。
例えば、唾液にはアミラーゼが含まれておりでんぷんを糖に変えます、ご飯をよく噛むと甘くなるのはこのためです。
また、腸液にはサッカラーゼやマルターゼが含まれ、糖を消化しグルコースなどに変えます。
ここで何を言いたいのかというと、近年の酵素ブームですが本当に身体に必要なのかと言うことです。
実は、医学界からも身体に備わっている消化酵素だけで充分だと言う報告が相次いでいるのです。
更に、酵素液を作る材料の砂糖が問題で、これが逆に身体に悪いという報告まであります。
結論としては、酵素は外からわざわざ取る必要もなく、毎日野菜やフルーツを摂取していれば、あとは身体に備わった自然の力に任せておけばいいのです。