2024年10月17日 08:00
やる気や闘争心を掻き立てるのが男性ホルモンの一種である「テストステロン」というホルモンです。
経済学者であり医学にも詳しいエルンスト・フェール氏は、ビジネスマンのテストステロン値が高い人ほど出世欲が豊富で何事に対しても真面目で努力家であるという実験結果を公表しました。
面白い事に、テストステロン値が高い人ほど同時に無駄な争いを避け、平等の精神で利益共有や共存共栄という事項が基本思考にあり、またこれらの行動を意図的に行うという結果も出たのです。
つまり、厳しさと優しさという陰陽両極の性格、これを司っているのがテストステロンなのです。
他者依存や自己利益優先という、いわゆる自分では動こうとせずに他者に頼る自分勝手な人が多くなった時代背景には、男女共にこのテストステロンの減少が大きく関与していると結論付けしています。
テストステロンは実は肉食により増加する事が解っており、誤った健康法の草食によりテストステロンが減少し、近年自発的に行動しない依存型の人やニートが多くなったと思われます。
テストステロンは男女共に30代に入ると急激に減少し始めますが、70歳を超えても20代並みの値を保持している人も先の調査で解っており、実はこの人たちの主食が肉だったことも調査結果として出ています。
尚、魚肉も同じ肉類と思われている人も多いのですが、実は魚肉では得る事ができない必須アミノ酸が数種類存在し、これらは動物性の肉類でしか摂取できません。
また、女性ホルモンの上昇にもこの男性ホルモンであるテストステロンが重要であるという研究結果があります。
つまり人間の身体の中には、男性ホルモンと比率を保つように女性ホルモンも存在するのです。
前述の闘争本能と共存共栄という対立するような行動の現れは、男性もテストステロン値が高い人は女性ホルモンであるエストロゲン値も高いからということになり、陰陽両立するような思考や行動も頷けます。
女性ホルモンが減少すると、イライラやうつなどの精神的不調に繋がります、つまり女性も肉を食べないと正常な精神状態を維持できなくなる恐れがあるのです。
更には必須アミノ酸の減少は肌荒れを起こしシワを増やすという美容の面でもマイナスになります。
バブル経済崩壊後、草食は健康的という間違った健康方法で男性も女性も我慢強さがなくなり切れやすいと警鐘を鳴らす医学報告も存在します。
何事もバランスが重要であり、肉は重要ですがそれだけでは駄目でやはり肉と野菜をバランスよく摂取することが肝要です。
当社では、「バランス良い食事は医者要らず」というテーマで食材や食の研究をさらに続けていきたいと考えています。