2026年6月15日 10:00
米国のAI大手アンソロピック社が最新AIモデル「クロード・ミュトス5」および「クロード・フェイブル5」の提供を全世界で一時停止しました。 その理由は、米政府がセキュリティ制限を突破される懸念を指摘し、国家安全保障に基づく輸出管理指令を出したためです。
同社は「既存の防御策で十分対応できており、リスクはごくわずか」と反論していますが、現在のシステムでは制限対象となっている「米国外の外国人」を明確に区別して遮断することが難しいため、全体への提供を停止する措置を取りました。
ミュトスはプログラムの「弱点」を見つけ出す能力が桁違いに優れているモデルです。 その驚異的な能力からサイバー攻撃への悪用が懸念され、米政府も対策の検討を始めていました。 一方のフェイブルも、同様に高い技術を誇る最先端のAIモデルであり、今回はこれら強力な能力を持つ2つのシステムが直接の規制対象となりました。
