2023年10月16日 07:00
P2Pとは、「Peer to Peer」の略称で複数の端末間で通信を直接行うことを指し、管理サーバーが存在しないネットワーク接続を言います。
例えば、ノードと端末、または端末同士など直接接続されている状態を示しています。
通常の金融システムでは、高いセキュリティを施したクライアントサーバーが権限を持つことで運営されているため、多大なコストがかかるという問題があります。
その点、仮想通貨で使われるブロックチェーンは、特定の端末に権限を集中させない非中央集権型のP2Pネットワークを構築することを前提にしています。
この、非中央集権型ネットワークは、コストがかからず透明性を維持できるとされています。
また、「Person to Person」として、インターネットを利用しての個人間での直接取引を指す言葉としてもP2Pが使われています。
ほぼ同義と言う意味で、今のところ混乱は起きていません。