2021年10月27日 07:00
「記憶させる教育から考えさせる教育へ」、これは私がずっと思っていたことです。
日本の場合は9年間の義務教育、この9年間で学ぶものは果して社会に出て役に立つのだろうか?
特に現代は必要な情報は直ぐ手に入り、計算も漢字変換も全てが機械がやってくれます、果たして人間がこれらの能力を持つ必要が有るのだろうか?
こんな疑問が湧き上がる中、奇しくも2019年4月よりタブレットによる学校教育が実施されています。
これによって、これまで紙では表現できなかった動画などでリアルな教育が行えるようになります。
そしてもう一つは、この傾向は確実にAIヒューマノイドによる教育に繋がっていくものと考えています。
昨今の教師による性道徳の乱れ、安心して教育を受けられる環境が望まれているのです。
少なくても、AI全盛時代には今の教育システムは、9年間という戻る事ができない貴重な時間を浪費するに等しい状況をもたらします。
年表や漢字を覚えさせる頭脳を、もっと他の重要な領域を鍛える時間に充てるべきかと思うのです。
何故ならこういった記憶を頼る事項は、そのうち全てAIが行ってくれる時代になるからです。
物理学や数学の天才の多くは、学校へは行かず自宅学習で自分の好きな分野に没頭できました。
脳が若いうちに画一的な記憶する教育は、確実に考える力を失っていくと思うのです。
人間が必要な能力はゼロからの発想力と、複雑な人間関係が齎す問題が起きた時の解決能力です、これはそうそうAIにはできません。
AI全盛時代に勝ち残る人は確実に、この2つの能力に長けた人です。
そろそろAI時代の思考塾ができても良いのかと思います、高校や大学入試に疲れきった脳で社会に出ても考える事もしなくなるのではないでしょうか?
ビジネスに必要な能力は、少なくても記憶能力でないことは確かな事実です。