2024年5月24日 10:00
昔から身体に良いのか悪いのかと賛否両論の食材や食品が存在しています、牛乳や玄米などは特に有名な話ですがそれ以外にも多数存在しています。
例えばアルコールは摂取することで記憶力が落ちると言われていますがスパークリングワインに関してはその逆の効果が報告されています、ブドウ品種であるピノノワールとピノムニエにはフェノール化合物が含まれており記憶力を増加させることが解りました。
またビールは糖質やプリン体が多く痛風や成人病の元凶だと言われていますが、実は焼酎やウイスキーでもアルコール分解時に血糖値が上がるのでビールだけが身体に悪いとは一概には言えないのです。
ビールにはビタミンB群が豊富に含まれており、糖代謝を促すので表示されているカロリー値よりも実際には低カロリーであることが解りました。
またビールの味の決め手となるホップは抗酸化物質が豊富に含まれ老化防止や美容にも効果があります、更にはホップに含まれるポリフェノールはワインよりも吸収が早く癌や成人病などのリスクを軽減します。
ノンアルコールの飲み物で胃に悪いのではないかと言われているコーヒーですが、1日5杯くらいまでなら糖尿病・心臓疾患・肝臓癌などのリスクが軽減させる効果が認められています。
またコーヒーとポリフェノールが豊富なココアを毎日飲むと認知能力と集中力がアップし、更には癌や成人病予防にもなります、ココアはチョコレートでも代用できコーヒー入りのチョコレートが市販されていますが実に理にかなった食品だったのです。
次は調味料の話しです、高カロリー&高コレステロールで身体に悪いと言われてきたマヨネーズですが実は健康的な調味料であることが解りました。
まずマヨネーズにはビタミンEとKが豊富に含まれています、これらは共に抗酸化ビタミンとして知られており老化防止や美容に効果があります。
また卵黄由来のレシチンも豊富に含まれており、これは動脈硬化・高血圧・肥満の防止に効果があります。
価格は高くなりますがエゴマ油や亜麻仁油などを使ったマヨネーズにはα-リノレン酸が豊富に含まれており、血液をサラサラにして成人病予防にも効果があります。
防腐剤や塩分接種が気になるケチャップですがトマトに含まれるリコピンは抗がん性物質で知られています、そのリコピンは生のトマトよりもケチャップの方が吸収率が3倍近いことが解りました。
リコピンは脂溶性でオリーブオイルなどと一緒に摂るとより効果的です、パスタ以外にもにもどんどん使ってほしいと思います。
最後にケチャップ同様に添加物が多いので身体に悪いのではと思われる練りワサビですが、実はストレスに反応して体内防御を強化するイソチオシアネートという成分が豊富に含まれています、イソチオシアネートは抗癌作用のほか血栓抑制や抗喘息作用があります。
身体に悪いと思われているものも実はよく調べてみると健康的な要素も多々発見できます、何事も陰陽の相関関係があることを理解して自身でしっかり調査研究してみる必要がありそうです。
いずれにしても、健康に良いと言われても接種過多は健康に悪い影響を及ぼしますので適量を摂取するようにしましょう。
私の現在の健康法は少量多品種摂取です、毎日30種以上の食材を少量食べるのを実践して結果を確認しているところです。