2024年8月24日 07:00
ラボ内のラックに並ぶ70年代のコレクションアンプです。
コレクションラックにずらりと並んだ70年代の名作ビンテージアンプを見て思うのは、どれも実に個性豊かなフェースをしてるなということです。
70年代のプリメインアンプ
往年の名機と謳われるプリメインアンプがずらり
こちらは70年代のハイエンドセパレートアンプエリア
左上の薄型アンプは最新のオンキョーのデジタルアンプ
70年代のアンプは色もデザインもメーカーは自由に個性を発揮しています。
そして、これは音にも素直に出てきているのです。
キリっとしたフェースのアンプは、音質もシャープで切れ味が良く、優しいフェースのアンプは、やはり音質もおっとりしていてストレスフリーで長時間聴いていても疲れません。
70年代はオーディオ黎明期、各メーカーも手探りでデザインや色、そして音質を決めていたように思います。
それは、一般市民がどんな音質が好みなのかが解らなかったからでしょう。
そして、もっと面白いのは同じメーカーでもシリーズが変わると音質もガラっと変わるということです。
そんな意味では70年代のアンプの音質は個性派揃いで、アンプによってまったく次元の異なる音質&音色を愉しむことができるのです。
私が最も音色の変化を愉しめるのが70年代の往年の名機たちです、本当に大切にしているコレクションなのです。
ただどのメーカーのどの機種もCDソースで聴くと一応に低音域が弱いことです、これは80年代に入るとガラッと低音域が豊かになってきます。
こういった時代の音質の再確認もオーディオ道楽の愉しみです、70年代のアンプは繋ぐスピーカーの殆どが大口径のスピーカーでした、そういった背景もあってのこの音質なのでしょう。
オーディオ黎明期の70年代アンプの音色、現行アンプでは絶対に得る事ができない個性豊かな音色を奏でてくれます。