2024年8月 9日 07:00
オーディオ道楽とはオーディオだけに限らず多くの知識が自然に身につくものです、中でも身につけておくとオーディオ人生の楽しみが倍増するのが各種のインターフェースとオーディオ機器の電気的な知識です。
それ故にオーディオとはある意味では電気工学と音響工学そのものであり、道楽というよりも学問の学びと同じような性格のものだと思います。
特に各種ソースの媒体による信号の性格、アンプやプレーヤー類の接続に関わるインターフェース、音そのものの性格による音響工学、この知識が更に良い音を作り出すために必要になってきます。
これらの結果において最終的に音になるわけですが、音そのものは空気振動であり耳にどのように入ってくるかなどまでノウハウが必要になることもあるのです。
さて、このような知識とノウハウが貯まってくると自分の思うようにオーディオ機器を繋ぎ好みの音を作っていくことが可能になります。
例えばCDプレーヤーとアンプの間にノイズリダクションと音質向上の目的でラインアンプを入れるとか、パワーアンプだけでCDを聴くとか、不要な機器を外したり必要な機器を加えたりと自由自在に音を作り愉しむことができるようになります。
基本的に信号の種類と電気的特性が同じであればどのような機器でも接続することが可能であり、場合によってはホームオーディオ用の機器とPA用の機器も各種の変換ケーブルを駆使すれば混在させることができます。
これは先ほど説明したようにコネクタの違いこそあっても、信号の種類と電気的特性が同じなのでコネクタの変換だけを行えばよいわけです。
また85年以前のアンプには「CD」入力端子がありません、でも「AUX」に繋げば問題なく接続できます、こういった知識が更にオーディオの愉しみを味わい深いものにしていくわけです。
時間をかけて、そして実体験を通して各種の知識とノウハウを身につけて大いにオーディオを愉しんでほしいと思います。