2024年7月 1日 07:00
世の中にはいろいろな人間の生態を調べる研究が多数あります、そんな人間の生態で面白いものがあります、それは音楽とホルモンの関係です。
男性は音楽を聴くと男性ホルモンが一時的に降下し、女性は逆に一時的に上昇するのだそうです。
男性ホルモンであるテストステロンは闘争ホルモンであり、音楽を聴くと闘争心が消え仲良くしようとするのだそうです。
女性は音楽を聴くと喧嘩するようになるのかというと逆で、男性ホルモンの急上昇によって一時的に女性ホルモンが降下しやはり闘争心が消え喧嘩しなくなるのだそうです。
女性は女性ホルモンのエストロゲンが上昇した際にイライラしたり嫉妬心が芽生え、他の女性を抑えて好意を寄せる男性と仲良くしたいという闘争本能が起こるのだそうです。
そういう意味では音楽は男女ともに心を落ち着かせて闘争心を消し仲良くしようとするのに一役担っていたのです、また世界中の宗教も音楽(歌)を巧みに活用し仲間意識や共存共栄意識を高めていることなどは有名な話しです。
尚ここで注意すべき事項があります、それは音質が悪いとノルアドレナリンが向上し男女に関わらずイライラし出して喧嘩するようになります。
例えば特定の店に行くと何故か人の声がうるさく感じてイライラするという場合は、間違いなく流しているBGMの音質が中音域中心で耳がフィルタリング出来なくなっているからです。
だから妙に他者の声がうるさく感じて相手の声が聞き取りずらくなり、その場から早く逃避しようとイライラしてきます、そこに長居したら間違いなく喧嘩をするようになるでしょう。
音楽って大事、オーディオは更にすごく大事だとということです。
特に生活環境の音楽の有無、音質の善し悪し、こういった習慣的な継続性によりホルモンバランスに影響を与えるという医学者の研究報告も有るのです。
ここで重要なのが音の中身です、テレビの音声は多くが人の声が中心であり音質も中音域のノイジーと感じる音質です、これを日常的に聴いているとどうなるでしょうか。
また音楽中心であっても、CDラジカセやアンプ内蔵スピーカーで聴くPCオーディオの音質も中音域中心のノイジーな音質です。
中音域中心の音はサイレンや子供の泣き声と同様で無意識のうちに精神がリラックスできなくなるばかりか、妙に不安に陥ったりイライラする状態になってきます。
ちなみにテレビの音やラジオの音だとリラックスしないので寝入りが遅くなるのですが良い音質での音楽はリラックスしてすぐ眠くなります、これがお休みオーディオのアルファ脳波効果です。
オーディオタイマーをセットしておけばつけっ放しも防止できます、常に不安感が付きまといイライラしている人は、テレビを観る代わりに良い音で毎日音楽を聴いて過ごしたら自然に平常心を保てるようになるかもしれません。