2024年2月12日 07:00
本格的なオーディオ製品を使って音楽を愉しむ、これはオーディオ道楽ではなくレコード鑑賞とかCD鑑賞という趣味になります。
オーディオ道楽とは音楽を愉しむと同時に音質向上や音の変化を楽しむ道楽です、したがって常にオーディオシステムが変更され固定されることはほとんどありません。
音質の変化や響き方を楽しむためには、常にアンプやスピーカーを取り替えては試聴を繰り返すからです。
私の場合は1年間同じシステムという事はほぼありません、酷い場合は毎月のように入れ替えを行っては音質の変化を愉しんでいます。
ここで重要になってくるのが体力です、ハイエンドのセパレートアンプともなるとパワーアンプが約30Kgでプリアンプでも10Kg以上はあります、これを重ねたまま移動したり設置しなければならない場合もあります。
またスピーカーもサブウーハーなどでは40Kgを越えるものもあるし、大型のトールボーイは50Kgを越えるものも少なくありません。
大型フロントタイプともなると更に重くなり、取っ手が有るわけではないので一人で移動するのは無理で大人3人がかりで行ったこともありました。
低い姿勢での設置にも相当の体力が必要となります、メンテナンスや補修でも同じでひっくり返したり宙に浮かせて底を確認したりと設置以上の体力が必要になります。
オーディオ道楽はソフトなイメージがありますが、実は筋力にものを言わせるほどに極めてハードな道楽なのです。
最近は特に道楽を行うにも健康は大事だなとつくづく考えさせられるのです、若い頃は健康とか体力とか何も意識せずに行えていたことが、歳を重ねると意識せざるを得ないことも多々あるのです。