2024年6月 5日 09:00
「記憶させる教育から考えさせる教育へ」、これは私がずっと思っていたことの一つです。
日本の教育制度は9年間の義務教育があります、この9年間で学ぶものは果して社会に出て役に立つものでしょうか?
特に現代は必要な情報は直ぐ手に入り計算も漢字変換も全てが機械がやってくれます、果たして人間がこれらの能力を持つ必要があるのでしょうか?
こんな疑問が湧き上がるなか2019年4月よりタブレットによる学校教育が実施されています、これによって紙では表現できなかった動画などでリアルな教育が行えるようになりました。
この傾向は確実に近未来においてはAIヒューマノイドによる教育に繋がっていくものと考えています、特に昨今の教師による性道徳の乱れなどにより安心して教育を受けられる環境が望まれているのです。
更には今の教育システムは9年間という戻ることができない貴重な時間を浪費するに等しい状況をもたらしているように感じています、AI全盛期には年表や漢字を覚えさせる頭脳をもっと他の重要な領域を鍛える時間に充てるべきかと思うのです。
何故ならこういった記憶を頼る事項はそのうち全てAIが行ってくれる時代になるからです、物理学や数学の天才の多くは学校へは行かず自宅学習で自分の好きな分野に没頭できました、脳が若いうちに画一的な記憶する教育は確実に考える力を失っていくと思います。
人間が必要な能力はゼロからの発想力と複雑な人間関係が齎す問題が起きた時の解決能力です、これはそうそうAIにはできません、AI全盛時代に勝ち残る人は確実にこの2つの能力に長けた人です。
そろそろAI全盛時代に向けた思考塾ができても良いのではないかと思います、高校や大学入試に疲れきった脳で社会に出ても新たな事を考えることもしなくなるのではないでしょうか、ビジネス成功に必要な能力は少なくても記憶能力でないことは確かな事実です。
※投稿 伊東久雄