2024年6月 7日 10:00
陰陽思想を理解すると、世の中の事象が陰陽思想どおりに形成されていることが解ります。
その一つにモノアミン系脳内ホルモンがあります。
このモノアミン系脳内ホルモンと、
「人の行動」及び「心の病気」との研究がかなり進んできています。
モノアミン系脳内ホルモンとは、正式には「モノアミン神経伝達物質」のことであり
「ドーパミン」、「ノルアドレナリン」、「セロトニン」の3つの脳内ホルモンの総称です。
近年、うつ病の治療にセロトニンの投与が有効なことから
これらの心の病気はモノアミン系脳内ホルモンの機能障害と疑われていますが、
正確な検証はいまだ確立されていません。
モノアミン系脳内ホルモンは、
脳細胞同士を結合し記憶や思考を行うための脳細胞の結合機関であるシナプス間での伝達物質であり、
この量と変化によって感情や思考などに変化が現れることが解っています。
それぞれの脳内ホルモンがどのような感情や思考に関係するのでしょうか?
まず、ドーパミンは特に快楽や意欲など「興奮」に関する伝達に関与し、ドーパミンが多い人は何時も元気で明るく、冒険やギャンブル大好きな性格となります、多少のリスクなら自ら楽しむ快楽主義者ともいえます。
これに対して不足な人は顔の表情が乏しく何時も暗くマイナス思考になりがちです、また運動など体を動かすことを嫌がります。
対して、ノルアドレナリンは不安や恐怖、嫌悪など「不快感」に関する伝達に関与し、生命に危険な情報を得ると身体の各所に危険信号を発信する機能を持ちます、冷や汗や心拍を速めて危険から直ぐに逃げ出せる用意を促すのです。
ノルアドレナリンが多い人は、危険情報に対して敏感に身体が機能し、少ない人は鈍感といえます。
これら「興奮」の伝達物質ドーパミンと「不快感」の伝達物質ノルアドレナリンの量を調整するのがセロトニンです。
つづく
記事:god@陽子
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