2018年3月21日 10:00
秋土用の後半１年と、冬の２年、
この３年間に渡る時期は、
自身のなかでは肉体と精神のバランスが崩れ、
理想とは別の方向に現実が進んだり、何をやっても落ち着かず、焦りや不安やいら立ちが襲ってくる時期になります。
また、家族や身近な人の身に起こる問題など、不可抗力な部分で問題が生じることもあるため、自身の力ではどうにもならないもどかしさでさらなる厳しさが襲うこともあるでしょう。
自身の精神も肉体的にも、また周囲にもさまざまな変化が起きてくる３０代、
この３０代の冬が一番厳しいとされています。
しかし、秋土用、冬が心配になってしまった方もいるかもしれませんが、ご心配要りません。
ポイントは、この季節には、流れに逆らおうともがかないたり、そしてむやみに動かないことが大切になります。
波に浮かぶ船に例えます。
秋土用はちょうど荒波になります。
荒波から逃れ逆らおうと無理して動いたところで、さらなる荒波を起こし船は転覆しかねません、状況は酷くなるばかりとなります。
現状から逃れたいという、つまり後向きな動機で新しいことを始めるのもこの船と同じになります。
何か新しいことを始めてはいけない、ということはありません、ただ、動機が前を向いていることが大切になります。
もうひとつ大切なポイントは、
「その波に乗る」ことです。
波のような地形を走る自転車に例えます。
秋土用はちょうど下坂の部分になります。
ここで、坂道を下る自転車に決してブレーキをかけてはいけません。
そのまま一気に底まで自然に任せて行ってください。
その勢いがあるから今度は底から一気に、登坂を駆け上がれるのです。
人は下り坂が怖くて、つい心にブレーキをかけようとするのです。
そうすると登坂（春）が来ても、加速不足で底の方で停滞してしまいます。
下っている時に怖がらずに自然に任せること、これが秋土用から冬の乗り越え方です。
自身のリズムを冷静に知って、冬の乗り越え方を経験すれば、次の冬からは楽に乗り切ることができるでしょう。
記事：god@陽子
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